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アキレス腱周囲炎について

ランニング障害の一つといわれているアキレス腱周囲炎(アキレス腱炎)について、私の体験をもとに改善までをまとめました。


私がアキレス腱周囲炎になった経緯

2019年12月のさいたま国際マラソンでサブスリー(フルマラソンの完走タイム3時間を切る事)を達成した後、その約1週間後に最初の違和感を感じました。

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違和感はありましたが走っている間に痛くなくなったり、筋肉痛などと同じくらいに考えていたので、そのまま予定通りの練習を続けました。約2ヶ月後に大阪国際女子マラソンを控えていたので、距離走も決めた通り走り、ポイント練習もスピードアップできるところまで追い込んでいました。

気がつくと練習後にひいていた痛みが治まらず、そのまま悪化し、赤く腫れてしまいました。普通に歩くだけでも痛み、冷やしても鎮痛剤を塗っても全く回復しませんでした。

ジョグなら平気かと思いましたが、ちょっと走るだけでアキレス腱がギシギシきしむ感じるまでになっていました。

ここまでくると時すでに遅し(あくまで私の場合だけかもしれませんが)完治するまでにかなりの時間を要し、スピード練習ができないどころか、足を使った運動自体が困難になります。

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