世の中の裏側……😢😢😢
私は健常児の中で学校生活を送り、社会に出るときに、自分がほかの人のように職業を選べないことを自覚しました。
学生時代に図書館司書の勉強をしましたが、思いのほか細かい仕事だと気づいてあきらめました。
やっと見つけた歯科助手の仕事は雑用でしたが、そこで医療事務の仕事を与えてもらい、受付の仕事もさせてもらいました。
わたしには言語障害がありますが、会話が通じないほどではないから、といって院長がチャンスをくれました。
9年半、歯科医院で働きました。
やめようと思ったのは院長と衛生士の会話を聞いてしまったからだと思います。
「彼女は仕事ができるけど、それはここだからで、ほかの職場だったらこうはいかないと思うよ」
「他では通用しないの?」 そんなことはないと信じたかったのかもしれません。
ほかでも仕事ができる、と思わせてくれたのは高校の同級生だった社会福祉協議会の職員で、アルバイトを紹介してくれました。
ヘルパー講座も紹介してくれて、障害者福祉の仕事への道が開けました。
身体障害者施設で働くことができました。
ケアマネの試験を受けて、ケアマネに転職しました。
不思議です、ずっとひとと話す仕事をしてきました。
幸運だったと思いますが、社会の裏側も見えてしまいました。
福祉に力を入れている会社ほど、冷たくあしらわれたり、誰も落ちないといわれた会社に不合格になったり、腹の立つことも多かったです。
やっとやりたいことが見つかりました。
児童文学作家を目指します。
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