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自分の基準は当たり前ではないっていう話

こんにちは

日本的な暮らしの形、座る生活スタイルから感じ取れる事についてKURAMOCO 商品「紙木365」を交えてお話させていただきました。

少し堅い内容が続いたので、ボク個人のメモ的な内容を綴っていこうと思います。時間が空いたときにでも世間話程度に聞いていただければ幸いです。

それではどうぞよろしくお願いします。


ボクは年間のうち、連休とかがあるとどこかしら建築や街並みを見に出向いています。
この辺りはちょこちょこnoteでもお話をしているので具体的な事は省きますが、その地域に行ってみたからこそ知ることが結構あるんです。  

■基準が違った

多くの場合出掛けるメインの目的は建築です。
ただその場所に身を置いてみると知るその地域ならではの習慣や環境が副産物的に体験していることに気づきます。
つまり自分が慣れ親しんでいる環境とそこの地域の環境との基準の差があるっていうことを体験している、といことです。

以前に泊まりがけで伺った地域での話で、
夜ホテルで休んでいてお腹も空いたとこで食事をしようと外へ出たら、通りの明かりがほぼ消えていて思わず時計を二度見。確か19:30頃だったと思います。

あれ?、です。

辺りをぐるーっと歩いてみましたが、
食事処は消灯、明かりがあるのは飲み屋さんだけ、街中のホテルだったので目の前に広がる光景にまさかと信じるまでに少し時間が必要でした。

だんだんとその事実を受け入れて思ったのは
如何に自分が首都圏基準の物差しで物事を捉えていたか、ということ。
そう、ボクはその地域にはその地域なりの基準や環境があって、そこに住われている人たちの生活時間が存在するということを知る体験をしたんです。

■体験は発見

基準が違うことに対して良い悪いという話ではなくて、それぞれが持っている当たり前は個人の考えだけに限らず地域という大きな括りでもある。そんな事柄を知っておくことで柔軟に物事を捉えられて頭の体操になるぞ、という話です。

それを知っていなかったボクは自分の生活時間で行動してしまい今回のような場合ではミスマッチを起こしてしまいます。
事前に調べておけば、とは後々思いましたが、すっかり思い込みに従っていたのでそういった機転を利かすことも出来ずでした。

ただ、こういった出来事はネガティブに捉えていなくてむしろ面白いなぁと思う方でして、なぜ早くに明かりが消えるのか?という疑問について勝手に推測して仮説を立てていくのが好きなんです。
その地域と自分との基準に誤差がある、ということはわかりました。
ではどこにその違いがあったのでしょうか。

ポイントがお店が閉まる時間にあると考えました。
つまり、その地域環境が夜より朝に人の生活基準が置かれているのでは、と読み取れると思ったからです。

例えば朝ラーメンを食べる地域があると思います。
出向いた先で見た風景ではその辺りは農業が中心の地域。そうであるならば早朝から農作業等で働らきお腹を空かす時間は朝、となるとお店が開けるタイミングはその人たちの基準に合わせて朝になった、であるとしたらなんだか辻褄が合いそうです。

行き着いた先のコンビニで買ったパンをかじりながら、
そんな気づき、発見が面白くて「そうか、なるほどなるほど」と幾度となくつぶやきながらホテルに戻って行った記憶があります。

その道中、たぶんニヤけてたかもしれません。
周りに人がいなくて良かった、です。

ということで、自分の当たり前に思っていた無意識の基準ってどうやら意外と多いぞ、というお話でした。

ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

それではまた。



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