9月18日「手のひらで転がされて」
私はあの「先輩に感情の手綱を握られている!」と自分で言ってから「はっ!」と気づくことがあった。あったがうまくは言えない。風呂上がりに書店員さんに聞いてもらうのも一つかと思いつくが果たして話せるだろうか。
今日はアウェイ感溢れる今里のギャラリーへ行った。
今里のギャラリーはおもろかった。
私の展示は建物(ギャラリー)の1階にあった。
4階に小さいな展示室があって私が参加した展示会とは別の展示をしていた。
部屋に入るとタバコ臭くってお酒を飲んでいるおっちゃんがいて、まさかの出展者だった。大阪の環状線沿いのラブホの写真を撮ってるらしく、紹介の紙を渡された直後、職場のLINEでコロナ速報が流れたのだった。なかなかの1日やった…それにしてもおっちゃんはSONYのカメラを持ち歩いているそうだが今日はバッテリーが入っておらず、自分でも拍子抜けしている様子だった。しかし抜けている割にははっきり言うタイプのようでギャラリー責任者に、あの人の写真はどうのこうのと意見していた。聞こえないので分からなかったがいろいろはっきりしたものいいなのがスマホの音声認識アプリを見る限り伝わってきた。
夜にMさんと恋バナをする。いや〜最近「キュン」とかないなぁと寝転んだままぼやく。
気になる相手に電話してみたい。TV電話ならできるのだが、あいにく風呂上がりのノーメイクでTV電話をできるほどの勇気は無い。顔のコンディションが限りなく重要なのだ。
今、窓の外で嵐の音が聞こえるのだろうか。私に確かめるすべは無いが、いつか隣で「風の音がするよ」と教えてくれる人がいたらキュンとするかもしれない。
朝イチでNさんに写真に関する仕事のメールをしなければならない。今から寝ても起きれますように。
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