見出し画像

④そして最初の壁!!!!!!

それは…
「この会社に入って、やりたいことは何ですか?」という質問。

何??何??
特にないんですけど!!!
事務…かな?うん。

ていうか、入社してもいないのに何がやりたいとか分からないし、そもそも何ができるの?何をやらせてもらえるの?
しかも、学んだことが活かせるほど専門的なこともやってきてないし!!!

さすがに今なら、完全に企業や業界に対する研究不足、自己分析不足ということは分かるのだが、当時は本気でこんな調子で「入社できるかも分からないのにいちいち調べてらんないよ!」と、明後日の方向に強気であった。

しかしこんな私でも、「やりたいことは特にないけど、定時に帰って余暇を充実させたい」「募集していて通勤しやすそうで給料もまあまあ良いし、残業少な目・年間休日が多いから志望した」「ただただ波風立てず穏やかに、できれば楽しく働きたい」などと答えたら、一発アウトになることくらいは分かっていた。

「本音を言うことだけが素晴らしいとは限らない」ということは、大人になるとなんとなく分かるものであるし、「この会社でなくてはならない何か」を示さなければいけないことは薄々ながら察していた。

結局「やりたいこと」の欄には、行き当たりばったり、思いつくまま適当に書いたので、何を書いたか全く記憶にない。

そしてやはり、人事や採用担当のハートを掴むこともなかなかの困難であった。

結論としては、「やりたいこと(志望動機)は作る」。
やる気がないならないなりに、できることをできる限りやるしかないのだ。

あとは、学生時代や子ども時代に、世の中の仕事や職業というものをもっと知っておくべきだったと今も当時も思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?