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鹿児島県でビジネス向けXR・メタバース体験会が大盛況に繋がった学びの共有

「鹿児島でのビジネス向けXR・メタバース体験会から学んだお話し」
BROTHER株式会社、代表取締役の藏脇です。
弊社は、鹿児島を拠点にメタバース領域の制作・企画を行う会社です。
さて今回は、
先日、所属しているコミュニティで開催した、ビジネス向けXR・メタバース体験会の模様について綴ります。

今回の内容は、

  • XR・メタバース領域に興味ある地方企業の御担当者様

  • 地方での普及に悩まれている方(クリエイター)

  • 地方でも既存事業にXR・メタバース領域を導入したい企業、自治体様

へ向けての内容になります。


開催実績

鹿児島県内(一番遠くは南大隅町)の企業・自治体・教育機関の方々に多くご参加頂きました。

▽当日のダイジェストムービー

-参加企業数

20社

-参加者数

30名

-参加業種

  • 教育機関

  • 観光業

  • スポーツ関連

  • IT

  • 鹿児島市関係者

  • 金融業

  • 映像メディア

  • サービス業

  • 学生団体  など多数

各ブース展示や商談・活用事例紹介

当日取材メディア

当日の体験会の模様は鹿児島県で一番購読者数も多い、
南日本新聞」様に取材掲載頂きました。

取材のご協力ありがとうございました

*地方でのビジネス向け広報で、新聞は「影響力最強」の立ち位置とこれまでこの領域で活動していてつくづく実感してます。

2024.3.15.Fri 朝刊

▽詳細


主催

今回の体験会は、鹿児島県内を中心に活動する技術者で集まるコミュニティ「XR Meetup Kagoshima」の主催で開催しました。

XR Meetup Kagoshima について】
XR領域に関心を持つクリエイターや技術者のコミュニティ
勉強会・交流イベントの開催や、企業との連携に取り組む

X:https://twitter.com/xrm_kagoshima
Instagram:https://www.instagram.com/xrm_kagoshima/
note:https://note.com/xrm_kagoshima/
YouTube:https://youtube.com/@XRmKAGOSHIMA/
ハッシュタグ:#XRm鹿児島


協賛・当日ブース出展

株式会社リコー

VR体験(RICOH Virtual Workplace)

活用例:遠隔現場管理・設計施工


BROTHER株式会社

メタバース・フルトラ体験
メタバースのサブスクサービス|Mallverse(モールバース)

活用例:教育・地方創生・イベント


ヘッジホッグ.exe合同会社

WebXR体験
▷WebXR とは、XR をWebブラウザ上で実現するための技術。

活用例:ホームページ制作・スマホでXR体験


一般社団法人アソビシロ

タツノオトシゴXR体験
▽紹介記事


monoDuki合同会社

AR体験・ゲームメタバースの紹介

活用例:AR名刺・フォートナイト上でのワールド制作

展示・商談時に聞いた参加企業の声

今後に繋がる商談も生まれました

「中々触れる機会がまだ少ないXRという領域を直に体験できたことで、自分もどうやったら教育や、弊社の活動に取り入れていけるかを改めて模索することが出来た」

△ IT教育事業担当者(30代)

「知ってるが触ったことがなかったので、体験したことで鹿児島の市場にどう波及させるか参考になった」

△ 県内報道メディア担当者(40代)

「XR・メタバース、知れば知るほど色々な可能性が見えてワクワクする体験が出来ました」

△ サービス業関係者(20代)

「死んでた脳内細胞が活性化(笑)させられたような機会でした。本当に現在の世の中は、日進月歩よりももっと進んで、時進日歩という時代と感じた」

△ 自治体関係者(50代)


振り返ってみて

上記の開催報告をご覧になっていかがでしょうか?
ご覧になられる方の環境によって受け取り方は様々だと思います。

全国各地でも現在、XR・メタバースの導入事例が企業・自治体から多数出てきてます。
それらに比べると、鹿児島県はまだまだ遅れています。

遅れた理由…

「知ってるけど、触れる機会がなかったから…」
参加者の方々からこのお声を当日は良く耳にしました。

これって非常にもったいない…
触れる機会がなかったから、自分たち事にならず、既存事業への導入や活用の話しが上がらず、遠い存在の領域として、どんどん難しく感じていたようでした。

更には、触っていない・体験していない状態であるが、
「費用対効果」があるのか?どうか?ばかりに囚われていていた…
そんなお声も頂戴しました。

「知る」→「見る」→「触る」
この「見る」「触る」が鹿児島県内の環境にはなく、遅れていました。
(現に私自身も見て触るために東京の展示会に何度も足を運んでました…)

2023年 夏のメタバース総合展の様子

これからやるべきこと

XR・メタバース領域のクリエイターとして、技術者だけで集まって知見を共有したり、ハッカソンのように制作物を開発していくことも重要です。

しかし、同時並行で地方では、
「技術者とビジネスマン」
を繋ぐバランスが非常に大切になってきます。

「良いものを作っても(技術者)、売る人(企業・自治体)がいなければ、買いたい人(一般消費者)に届かない」

現に鹿児島県は売る人(導入企業)が少ない状態です。
買いたい人(一般消費者)は近場にサービス・商品がないから、県外のXR領域・メタバース領域のサービスをインターネット上で飛び越えて触れ始めています。

そのような現状がある中で、
改めて、弊社はここのバランスに貢献したいと感じた体験会でした。

BROTHER株式会社がメタバース・XR領域をどのように体験会でお伝えしたか、よろしければ下記よりご覧ください。
(ショートVer.)

BROTHERブースの紹介


学びの共有

「後発には後発のメリットがある」


開催前に、私自身立ててた仮説は下記でした。

企業の御担当者様もVRやメタバースの事は知っている。
しかし、鹿児島県内には導入企業が少ない分、
「見る」→「触る」の機会がない。
そこを踏まえた上でビジネス向け体験会で機会を作り、
難しい言葉を使わずに、「何が出来て」「どうやって活用するのか」
そして、
「どんな点に注意して導入・活用すれば良いのか」
触りながら一緒に体験出来る機会を設けることが出来れば、導入や活用への興味関心を示して頂けるのでは?

これは、後発にしか出来ない最大のメリットです。

先駆者の方々の活動や事例があったからこそ、鹿児島県でも多くの企業様や自治体・教育機関の方々が興味関心を示して頂いてました。

開催中ブース前は満員御礼状態

今回の体験会では改めて、このような場の機会の重要性が鹿児島県は必要なフェーズであると検証出来ました。

同様なフェーズを迎えている地方県もあるかと思います。
その際にただ体験会をするのではなく、
先行事例を参考に、
「課題発見」→「課題解決」
に繋げるにはどうしたら自分たちが今いる土地の特性に合うのか?

少し考えてみてください。

正直、猿真似は適さない領域の技術だと思います。
土地柄の特性に合わせたアイデアと実行力が非常に重要

素晴らしい「時代の技術」を後世に繋げていくためにも重要な時期です。

皆でアイデアや知見を出し合いながら、リアルをもっと良くしていきましょう。

2024年、BROTHER株式会社は県内企業・コミュニティと連携して大きな仕掛けを現在準備中です。
また皆さんに体験から学んだことを、共有出来るよう取り組んで参ります。

御礼

最後になりますが、
イベント開催に際して、ご参加頂いた方、ご協力頂きました、関係者各位の皆様にも心より感謝申し上げます。

当日会場貸しや設営、受付の協力をして頂いた
HITTOBE powered by The Company
(ヒットベ|天文館のコワーキングスペース)
にも最大限の感謝を申し上げます。


最後まで読んで頂きありがとうございました。


INFORMATION

  • サービス名: Mallverse(モールバース)|メタバースのサブスク・制作

  • 価格: 月額33,000円(税込)~

▽無料相談


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