【自己紹介】ハンドルネーム 3つの由来
今回は「ハンドルネーム 3つの由来」について記事を書いていこうと思います。なぜ「くらがり」というハンドルネームを採用したのか気になっている方もいると思うのでさっそく結論から書いていこうと思います。
①呼びやすさ
②暗さが人を救うこともある
③地味なことこそ大切であるという価値観
①呼びやすさ
ネットで活動していくときに最も大切なことは、名前の呼びやすさだと考えています。漢字を採用して読み方が複数あったり、ローマ字で読むまでに時間がかかったりすればそれだけで認知度が下がってしまいます。また、現代は本や雑誌のようにゆっくりと一人ひとりのユーザーの名前を把握するようなスピード感ではありません。
高速で流れていくタイムラインの中からいち早く認知されるためには、その認知スピードに合わせたひらがなが最強だと思ったからこの名前にしました。それに、読み間違いリスクもほぼゼロに近く読み上げてもらう可能性が高いというのも理由の一つです。
②暗さが人を救うこともある
暗さが人を救うこともある、というのが一番の由来です。幼いころからキレイごとや在りもしない冗談で他人をごまかしたりする、いわゆる不誠実な人たちが苦手でした。
事実から目を背け、自分たちに必要な情報を自分たちの都合の良いように解釈し、きれいな上澄みだけをすくって生きているその価値観になじめずに辛い思いをして生きていました。なんで、事実と向き合ってくれないのだろうと。今でこそ、事実と向き合うことの辛さは多少理解できるようになりましたが、それでもやはりありもしない幻想を大真面目に語られると興ざめしてしまいます。
自分の好きな言葉に『ソロモンの偽証』や『火車』で有名な宮部みゆきさんの言葉があります。
まやかしの希望は、絶望よりも邪悪である 『模倣犯』宮部みゆき
キラキラとした希望的な世界観に触れるたびに胸が締め付けられるような思いになることがあります。等身大の自分という事実には誰も向き合ってくれない、そんな気持ちになります。
だからこそ、そんな人たちの癒しになればと思って発信を続けています。事実と向き合うことが癒しになることだってあるのです。明けない夜はないのと同じように「沈まない太陽はない」という自分なりの励ましであり、居場所づくりなのです。いつまでも明るくキラキラとしていたら疲れてしまいますよね。
③地味なことこそ大切であるという価値観
最後は、地味なことこそ大切であるという価値観です。これは実践的で地味なライフハックを発信している理由にもつながります。「くらがり」とは「人目につかない」という意味もあります。
革新的な方法論や、きらびやかなエンターテイメント性ばかりが求められる時代に飽き飽きしてきた方もいるかと思います。
変われるかもしれない、自分もこの人みたいになれるかもしれない、成長できるかもしれないなど「可能性」ばかりを煽られ一喜一憂し、時代が人を振り回す時代は終わりにしたいと思ったからです。
本当に大切なことは、想像力すらも掻き立てられずこんなことをしてかわれるのだろうか、という非常に地味なことばかりだと信じて発信を続けています。
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