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クラダシ初のビジネスイベント開催にして500名以上の参加、満足度85%超「食のサステナビリティ共創・協働」フォーラムを振り返って

「食のサステナビリティ共創・協働」フォーラムとは


株式会社クラダシが運営する「クラダシ基金」の活動の1つとして、「食のサステナビリティ研究会」があります。
その活動の一環として、2022年10月26日(水)に開催したのが本フォーラムです。

今、「食」や「農」に関わるさまざまなサステナビリティ課題が注目されています。
世界では毎年、食料生産量の3分の1が消費されずに廃棄されている一方で、現在、8億人が飢餓状態にあると言われています。2050年には、世界の人口が97億人に到達すると予想されており、気候変動による異常気象や気温上昇が、農業・水産業などの食料生産に大きな影響を与えるなか、世界的な食料危機が危惧されています。
また、日本の食料自給率は先進国中最低の水準であり、食料安全保障に課題を抱えています。さらに、新型コロナウイルス感染拡大やウクライナ危機をきっかけに、食料生産・調達・流通のサプライチェーンリスクも浮き彫りになっています。

これらの多くの「食」の課題を解決するためには、各企業・官民で連携し、一丸となり解決に取り組む必要があります。本イベントでは、「食のサステナビリティ共創・協働」をテーマに、さまざまな取り組み・協働事例を発信するとともに、「食」の課題の認知向上と、「食」の課題の解決に寄与する機会の提供を目指しました。

開催にいたるまで

クラダシとして初めてのビジネスイベント開催だったので、実績も何もない中で不安しかありませんでしたが、結果的には食やサステナビリティをテーマとした業界のトップランナーの方々に登壇をご快諾いただき、充実した内容となりました。

省庁や自治体、大学、企業とそれぞれの視点から、「食」を中心に何を課題として捉え、どう発信していくのか、クラダシとしてご登壇者の皆さまとご相談しながら検討を重ね、準備を進め、ご登壇やトークセッションとしてそれぞれにお話しいただくこととなりました。

また会場をご提供いただいた三井不動産様をはじめとして、多くの企業様に協賛企業としてご支援をいただき、省庁からは農林水産省と消費者庁にもご後援いただく会となりました。

▼ご登壇者の皆さま(順不同)
名和 高司 氏(一橋大学ビジネススクール客員教授)
伊藤 諒 氏(ブルーボトルコーヒージャパン合同会社)
江澤 身和 氏(株式会社スープストックトーキョー)
森 幸子 氏(農林水産省)
岡本 数彦 氏(株式会社シノプス)
石井 健一 氏(NEC)
内藤 佐和子 氏(徳島市長)
宮城 徹也 氏(株式会社カミナシ)
出雲 充 氏(株式会社ユーグレナ)
長田 英知 氏(株式会社良品計画)
山田 邦雄 氏(ロート製薬株式会社)

※当日のタイムライン(開催は終了しています)
https://kuradashi-forum.com/

フォーラム当日の様子


今回は、コロナ禍の微妙なタイミングの開催となり、多くの方々にお届けすることを優先してオフラインとオンラインのハイブリッド開催といたしました。
結果としてオフライン参加が200名超、オンライン参加が300名超、計500名超の方々にご参加いただくことができました。
当日は朝から準備を進め、なんとか無事にオンタイムで開会。最後は若干時間が押してしまいましたが、無事に全コンテンツを実施することができました。

実施を振り返り


思考錯誤を重ねての開催でしたので、ご参加いただいた皆さまのご意見、感想が大変気になっていたのですが、蓋を開けてみれば開催終了後の参加者アンケートの満足度は88%超と、多くの方に喜んでいただけたのではないかと安堵しています。
一方で、「もっと参加者同士の交流の時間が欲しかった」「休憩時間が短すぎる」といった改善をご期待いただく意見もたくさんいただき、得られるものが多い第1回開催となりました。

今後に向けて


第2回フォーラム開催については、第1回の学びや反省を活かしながらより良い会の実現が可能か鋭意検討しています。
それまでは、「食のサステナビリティ研究会」の活動として、2~3か月に1度の勉強会を開催していきます。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。企業としてのご参加も、企業に属する1個人としてのご参加もお待ちしています!!
※対象:原則として食品メーカーの方
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