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「ノマドライフ」「ノマドワーカー」という言葉への違和感と、限りある時間の使い方について

ノマドワーカーになってみて

コロナの影響でフルリモートでの働き方が許容されるようになって、好きな場所で作業ができるようになりました。
気が向かない日は家で作業をすればいいし、天気が良くカフェが気持ちいい日はスタバに行けばいい。
こんな働き方を「ノマドワーク」という。

しかし、本来のノマド(遊牧民)は孤独な放浪者ではなく、集団行動を重視する人たちなのをご存知でしょうか?

どちらかといえば定住民よりもノマドの方が個人の自由度が低かったそうです。
それはなぜか?

遊牧する家畜の餌(草)のある場所へと、仲間と共に必ず移動しなければならないからです。
「今日は気が向かないから別行動」ということはできない訳です。

ノマドワーカーの孤独

「ノマドワーカーの孤独」というのが問題になりつつある。
コロナによりオンラインでのコミュニケーションが常態化したので、私も二子玉川から軽井沢に転居して、リアルで人に会うことは少なくなりました。

奥さんと子供と暮らしているので、私自身、孤独は感じていませんが、独身でノマドワークする人は、コロナ前に比べて孤独になっていることは容易に想像ができます。
『限りある時間の使い方』という書籍を読み進めていて面白い話があったので紹介します。

時間は「ネットワーク財」なので、一緒に使う人が増えるほど、その財から得られる利益が増える、という見解です。

ネットワーク財の例としては電話やFacebookがあります。
地球上で誰一人電話を持っていなければ存在価値はないし、Facebook上で会員が自分1人であるのも同じく意味がない。
みんなが使っているから意味がある、それが消費財です。

では、「時間がネットワーク財」とは、どういうことなのでしょうか?
本書では2013年にスウェーデンの大学が行なった興味深いある研究を紹介しています。

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