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【詩】黒色のオブジェ

暗がりの中、
独りたたずんでいると
ぼくは何かのオブジェと
間違えられそうだ

ぼくは置かれている
ある部屋の一角に

それは黒色の塵が
積ったかのように、
どんよりとした圧迫感を
君に与えるか?

いや、君は
存在すら気づかずに
その展示場を後にする

う〜ん、気づかれないのも
寂しいな

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