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【悩み002】目標設定が苦手です
一人の悩みが他の誰かを救うかもしれない。
そんな妄想から、日々遭遇する悩みと悩みに対するアドバイスの蓄積をしていくnoteです。
さぁ今日もいってみましょう!
「目標設定が苦手です」
コーチングクライアントさんから相談されたお悩み。
「年始に目標設定してみたけどやる気が継続しない」
「目標は本当にやりたいことじゃないのかもしれない」
「すごい人は皆大きな目標持ってるから立ててない自分はだめな気がする…」
のように、目標設定したのにうまくいかず自己嫌悪になってしまうとのこと。
同じように目標設定に苦手意識を感じてる方は、ぜひ以下の3点意識してみてください!
① 目標は人生を豊かにする手段に過ぎない
② 自分のための目標では大体頑張れない
③ 目標ではなくビジョンを考えてみる
それぞれ順番に補足していきます!
① 目標は人生を豊かにする手段に過ぎない
そもそも人生に目標を設定しなきゃいけない義務なんてありません。目標はあくまで人生を豊かにするための手段なので、目標立ててモチベ上がったり良い効果をもたらすなら立てればよし、反対に落ち込むくらいなら目標なんて持たない方がいいとさえ思います。
これは幸せに生きるためにお金ばかり求めて働いていたら周りが離れていって逆に不幸になってしまったという例と同じ構造で、手段の目的化によって生じる罠の1つだと思います。
とはいえ、目標があった方がきっと日々前向きに仕事やプライベートの時間を過ごせる気がする方も多いと思いますので、目標はあくまで手段という前提で、有効に目標を機能させるポイントを次にご紹介!
② 自分のための目標では大体頑張れない
・年収○○万を目指す!
・最速で課長に昇進する!
・○○のスキルを身につける!
これらはすべて自分のための目標です。
もし、このような目標を過去に設定して全然うまくいかなかったという方は、ぜひ自分のためではなく、誰かが喜ぶ、誰かの役にたつような目標を設定してみてください。
僕自身も生きる上でまず一番大事にするべきは自分だと思っていますが、実は自分のためにやることっていくらでも妥協できちゃうと個人的には思います。
自分のためにやったことで得られる幸せには限度があるそうです。反対に人に与える幸せは無尽蔵に得られ続けると言われています。
これは決して「自分を殺して人のために滅私奉公しましょう!」という意味ではありません。
自分が好きで得意だと思えることで、とことん人に喜んでもらえるような目標を立てることで、本来人が持っている「人の役に立てる」喜びを原動力に変えて目標に邁進しやすくなります。
③ 目標ではなくビジョンを考えてみる
最後は目標ではなくビジョンを考えてみましょうというお話です。
・全国ベスト4に入る
・弁護士になる
・売上100億の会社を作る
これらはいずれも目標の例ですが、目標のほとんどは到達点としての性質を持っています。
到達点があることで向かう方向が明確になるメリットはあるでしょう。しかし反対に、目標に至っていない現在は不完全であるとう副作用が発生します。
理想(目標)と現実のGAPに落ち込むというのは、まさに目標によって現在の不完全な自分を否定するという構造です。
このような到達点としての目標設定がしっくり来ない方は、ぜひビジョンを設定してみてください。
ビジョンは到達点ではなく理想の在り方というイメージです。
目標はdoingで理想はbeingと捉えてもいいかもしれません。
ビジョンの一番いいところは、在り方なので自分の意志次第で設定した今この瞬間からそのように振る舞うことが可能ということです。
これは理想に対して不完全な現状を作り出す目標とは全然異なります。
またビジョンを考える際には、②で述べた「他者に喜んでもらえる」要素を忘れずに入れて設定してみてくださいね!
いかがでしたでしょうか?
ぜひ目標設定に苦手意識がある方は、今日の内容を参考にビジョンを考えてみてくださいね!
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