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2週間の海外旅行〜パッキングと持ち物編【元外交官のグローバルキャリア】

今年は米国二回に続き、三回目の海外渡航をしてきました。ドイツを3泊経由して、メインはポルトガル視察10日間の二週間の旅です。何度やってもパッキングは気が重いのでここに備忘録として記します。4月初めからの二週間分の欧州旅行の荷物のパッキング順です。ご参考になればスキしてくださいませ。

定番のトラベルバッグ

海外旅行に使うトラベルバッグは、①使い込んだリモワのスーツケース、②Tumiのキャリーオン、③機内持ち込み用のTumiの柔らかいバッグ、その中に入る④中川政七商店のバッグインバッグに決めています。

②こんなTUMIだけど、アウトレットで買ってるので値段が一桁違います。

スーツケース①は7〜8割程度に詰め、キャリーオン②に機内持ち込みバッグ③と一泊分の着替えを入れるだけです。友人知人を訪ねる場合には、嵩張るお土産や液体を①につめて中身を9割にします。②を持たずに③だけで良さそうですが、③を空港で持って歩くのは重いし、帰りに②が確実に活躍してくれます。

機内手荷物バッグ

機内持ち込みの手荷物には、一泊用のTumiの固く四角いローラータイプを試した時期もあります。それだと座席の下のスペースに入らない場合があること、物を取り出すのに座席の下から出して開ける必要があるのでやめました。②は機内の上部のスペースに仕舞い込んで、機中で必要なものは全て③に入れ自由に引っ張って取り出せる状態になっています。④に財布、携帯、搭乗券、パスポートを入れます。

③と④ 機内持ち込み手荷物(小)

③のバッグの口は機内では開けっぱなしで、離着陸の際にジッパーを閉じます。飛行機の座席ポケットなどは利用せずに、全て自分のバッグに放り込んで忘れ物を防ぎます。携帯電話、手帳、iPad、読みかけの本などなどを忘れたり、失くしたりして学びました。

靴は歩きやすい物を

スーツケースの荷物は、旅程と天気を見ながら靴を選ぶところから始めます。これは、年を重ねて増えた荷物の一つです。20代前半で20歳上の先輩から出張の引き継ぎとして、「高さの違う靴を持っていくと疲れなくて良いわよ」と言われてキョトンとしました。若い頃ってどうしてヒールを履いてどこへでも行けて石畳も歩けたのでしょう。
今回の春のポルトガル旅行は①onのスニーカー(黒)と②LL Beans(茶)の軽微なハイキングシューズが大活躍でした。両方とも防水加工がされているので、雨の中でも快適です。Sketchersのスニーカーは軽くて良いのですが、雨に弱いので不向きです。夜、レストランに行くために③バレリーナシューズ(水色)と空港移動で脱ぎやすい④フラットシューズ(黒)としました。④の移動靴はデザインとしての紐ぐつだったのですが、それはすぐ解けるので荷物を持っての移動には失敗です。③と④はうさぎやさんの靴です。ここのであればパンプスも履く気になります。

洋服は天気とシーンで

現地の天気予報や大まかな旅程を見ながら、①寒い日、②暑い日、③雨の日、④お出かけ着、⑤リラックス着、⑥国立公園ハイキング着、⑦ジーンズ、と用途別になるべく洗いやすく乾きやすい素材のコーディネートを開始します。なるべく着回しができるように色の統一感を考えて、それに合わせて靴の再選別をします。この作業に数日を費やして頭を悩ませます。東京の日常では着なくなった、アメリカで買ったポリエステルのワンピースやスカートを旅行用にとってあります。シルクは長丁場には使いづらいです。

ハンドバッグや備品

スーツケースに①水着とビーサンは、使う予定がなくても必ず入れておきます。欧州や米国の日差しは眩しいのか、日本では不要な②サングラスも必須です。無印良品で買った折りたたみ式の③部屋履き、そのほかに忘れがちなのが⑤旅行中の大きめのショルダーバッグやホテルでの食事の為に⑥クラッチバッグで、それらはスーツケースに入れます。
洗面用具や基礎化粧品類は旅行用を一式揃えておき、在庫管理に努めます。(歯ブラシを新調して入れ替えねば。)洗面用具はアメリカで買ったフックで引っ掛けられるタイプが気に入っています。無印良品にそのタイプが売っていたので、壊れたらそれに買い換えます。
ヨーロッパ仕様のコンセントプラグを忘れたので、夫から借りてスマホの充電をしました。

あると便利な物

3泊以上の旅行には、海外、国内問わず小さな洗濯物干しピンチを持参しています。今までは小物(3泊分下着)はホテルのハンガーを使っていましたが、ピンチ使いの方が乾きが断然早いです。ホテルの部屋にこれがかかってることについて同行の夫からの評判は芳しくないですが、背に腹はかえられません。現在のはバキバキに壊れたので、この機会にニトリでハンカチ用ステンレス8つに買い替えて来ました。毎日洗面台でシャンプーやシャワージェルなどで小物を洗って干しています。途中で洗濯機を使う時の為に洗剤も持って行きました。今回忘れたのが洗濯ネットで、これもあると安心です。

最近必ず持ち歩いています。

人と旅している時は特に、消臭剤代わりにマッチとお香が便利です。マッチを灯すだけで、ある程度の消臭効果があるのですが、出張慣れした友人からのパリ土産のPapier d’Armenie が活躍しました。これならば、蛇腹に折って火をつけるとお香たても不要です。洗面用具にはラベンダーのエッセンシャルオイルも入っています。(爪切りと体温計も入ってます。)マッチとリチウム電池は機内持ち込みで!

紙のお香 

冬のバージニアで、バスタブのない山小屋に2週間泊まった時に、千年灸で身体の冷えを取りました。今回も浴槽なしの2週間だったので、千年灸をいくつか持てばよかったな、と思いました。帰国してからの日本のお風呂は最高でした。

旅行中に野菜が不足するので、粉末の青汁を持っていったのが良かったです。意外に緑茶は飲みたくならないですが、気に入ったハーブティーのティーバッグは夜寝づらい時に重宝します。

生活感ばっちりのパッキングレポートでした。旅行の計画についてはこちらをどうぞ。


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