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ラ・リーガ第2節レバンテ対レアル ベイル得点シーン分析解説

レアルマドリードに復帰したベイル。
笑顔も増えて楽しそうにプレーしている印象があります。
ホントよかった。

前半4分過ぎのシーンです。

レアルの攻撃。

右サイドから、サイドチェンジで左サイドへ。

今季加入した、アラバがボールを受けたところから。

この時、アラバとアザールのコンビで2vs1の状況

相手守備DFラインは4バック1ラインとバランスが取れている状態。
そこにベンゼマが中間ポジションを取るような動きを見せる

逆サイドはベイルが1vs2の状況
その下のバルベルデは自分のマークの視野外にポジションをとる。

アラバは相手のプレッシャーのスピード、ベンゼマのマークのポジションからベンゼマでは、なく2vs1の状況のアザールへパス。
このパスによって相手SBがカバーリングの準備をする。


同時に相手CBが、中間ポジションをとったベンゼマに引っ張りだされ、DFラインが乱れはじめる。

2vs1の状況のアザールは相手を引きつけて再びアラバにパス。
ベンゼマは1vs2の状況だったがCBを引っ張り出しワンテンポ後にSBがアザールのカバーリングの為、前にポジションを取りに向かったので、その空いたスペースを巧く利用し背後へ抜け出す。

それを見たアラバはワンタッチパスで相手の背後へ


ベンゼマへのパスが通ると確認した相手左CBはベイルをマークしていたが、カバーリングへ向かう

カバーリングへ行った事でベイルの前にフィニッシュする為のスペースができる。
SBはこのスペースまで戻らなければならなかったが、その後ろのバルベルデも意識したのか、スペースを埋める判断ができなかった。
バルベルデのマーク(ボランチの選手)はというと、本来ならバルベルデの位置を確認しながらも、DFラインをバランス取れる位置にいなければならないと思うが、バルベルデを見失ない、戻りきれるようなポジションもとれず。

ベンゼマは左足でシュートではなく、カバーリングの選手をしっかり引きつけてからカットインを入れ

ベイルへ
この瞬間ベイルとバルベルデで2vs1の状況。相手SBはバルベルデも意識しなければならない状況になった事でシュートコースに入る事ができなかった。

ベイル得意の足でキーパーの懐にシュート

素晴らしいゴールでした!

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