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村上春樹さんの言葉にはじめて触れた衝撃

ひさしぶりにノートを開いて書いている。
忙しいわけではないけど忙しいんだろうけど、なんか書けなくなった。
内容にこだわりすぎているのか
もう日記代わりに思ったことを思ったように書こうと思う。

こうやって再度書きだしたきっかけは村上春樹さんとの出会いです。
出会いといっても本との出会いです。

読書は大好きで年間でもおそらく300冊以上は読むくらい本好きなのですが
欠点?としては小説が苦手です。
現実離れしている本が苦手なんでしょうね。
映画でも現実に近いストーリーの方が入ってきやすいのでアクションやホラーといったちょっと違う世界には足を運びずらいようです。

だから村上春樹さんはもちろん知ってはいたけれど『小説家』というだけで
作品にまったく触れませんでした。


ところがやっぱり気になっているのでしょうね。
最近図書館に行くようになったんですよ。
(毎日8000歩を目標にしていますが、図書館に行くということをすると達成することに気づいたので)

本好きといってもわたしは社会人になってから図書館で本を借りたことがありません。本はいつも購入派です。
だから「ちょっと興味あるだけ」レベルだとお金を使いたくないのです。
でもここは図書館。借りれます。

はじめて図書カードたるものを作りました。
はじめて本を借りる手続きみたいのをしました。
まず現代は本当にすごい。
盗難防止のセンサーみたいなんが本に埋め込まれている?のか
そのセンサーみたいのを解除するということを退館する前にやるんですね。
レジのバーコード読み取りのようにサッと指定のセンサーに本を通すと
「ガコン」と音が鳴って(しかし「ガコン」となるような現象は起きていない)
これで解除ができる。
めでたく借りた本が記載されたレシートが出てきて
盗難防止用のセンサーが鳴らずに退館できます。

図書館の話はさておき
村上春樹さんの本で最初に手に取ったのが『職業としての小説家』というおそらくエッセイです。
なんと!文章が上手なことか!!(語彙力ないです)
当たり前ですが「文章を書くプロってこんなに上手なんだ」と感銘を受けました。
これはわたしの勝手な理解ですが、小説家は文章だけで情景を思い浮かばせることが出来るというものずごい文章術をもった人と思っていまして
しかし情景=風景みたいな印象にはわたしにはあり
風景を思い浮かべることに楽しさを感じることができません。
だから毛嫌いしていた小説…いや、小説家でした。

村上春樹さんはそうじゃないんだよな。
スッと入ってくる。何が?わからない。
そのまま表現するけど「文章がスッと入ってくる。」


続けて『サラダ好きのライオン』を読んだ。
こちらは雑誌『アンアン』の連載を一冊の本にしたもの。
面白い。こんな面白い文章を毎週?掲載していたんだ。

この本の中にこんなことが書いてありました。

こういう連載をしていると、「毎週毎週、書くことがよくありますね。話題がなくて困ることってありません?」としばしば訊かれる。
僕の場合、話の材料に不自由することはまずない。というのは連載を始める前に、だいたい五十個くらいトピックを用意しておくから。

『サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』村上春樹

その話題というものがどんなものかって
ぶっちゃけ特別なものなんてないんですよ。
それを本当に面白深く書いてらっしゃる。

以前、なんかの本を読んだ時も千原ジュニアさんが言った言葉が書いてあって

「芸人さんはいつも面白いネタをしゃべっていますが、いつもいつもそんな面白いことが起こるんですか?」と言われるけど、そうじゃない。いつもアンテナを張って生活しているから「こう話したら面白い」とネタが出来るんですよね。
みたいなお話をされていた文を読んだことがあります。

そうだなー。
ネタは拾いに行かなきゃ。
でも必死こいてもネタって拾いに行けない。
だけどある程度アンテナ張って生活はできているようで
じゃあ何が足りないかと言ったらどこかにアウトプットをすることなんだろうな。

実は今日もう一つ面白いなと思うネタがあって
どうやったら続けられるのかという考察をしたラジオを聞いたんです。
なるほどなーと思ったので保存。勉強になりました。
保存はできるけどそれをアウトプットしない。
実はそのパーソナリティーも「勉強になったのでどこかで話したいなぁと思ったので撮り(収録)ました。」とおっしゃっていました。

そうなんだよ。
スタエフやっていても今休んでいる。ノートも今休んでいた。
形式や内容にこだわるようになって続けれれなくなった。

その日気づいたことや勉強になったことのメモ代わりとして利用していたものが
いつしか目的が変わって「魅せる」ためのツールとしての色が強くなってしまったなと。窮屈になったんだろうね。

人は自由に語っていた方が楽しいんだろうな。



実はわたしは来年あたりに本を出版することになりまして
今執筆作業をしているんですね。
だけど仕事もしていない人とも会わない中でなかなか感情が揺さぶられることもなくただただ毎日が過ぎていく。
この生活で執筆するというのがあまりにも難しいと思っているのです。

今なんて文字数を見ると、30分で軽く2000文字は書けているのに
構えてしまうとなかなか書けないもんです。

そんなに書けるなら本書けよ。と言い聞かせながら書きたい時に書いていこうと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。



治療費にあてさせていただきます。大事に使わせていただきます! そして皆様の健康に役立つ情報をお届けできるようにこれからも学び、発信し続けますので温かい目で見守ってほしいです\(^o^)/