がんサバイバーが輝くを取り戻す大切さ
妻の小言
最近、良く買い物をする末っ子が、眉毛の手入れセットをリビングの机の上に置きっぱなしにしていた。それを見た妻が「また無駄使いして！」と注意した。
息子は「お父さんのために買ってきた」とポツリと言った。
発病時、まだ4歳だった息子
白血病を発病した時、末っ子の四男坊は、まだ４歳だった。
当時ネットで調べた情報では僕の病気は3年半くらいで多くの方が旅立っていた。
10歳の長男を筆頭に8歳、6歳、4歳の4人の息子のことばかり考えて泣いた。特に幼い末っ子とは一緒に生きらる時間が短いことを申し訳なく感じた。
がんサバイバーが輝くを取り戻す大切さ
先日、ジャパンキャンサーフォーラムのイベント オンラインMAKEUP＆PHOTOS WITH SMILESにチャレンジして、メイクのアドバイスを受けた。
抗がん剤に影響で出来たシミが気になっていたがアドバイス通りにファンデーションを塗ると、魔法が掛かったようにシミが消えた。
色素の変化があり肌の色が白くなっていたため、フェイスカラークリエイターを使うとイキイキとした肌色を取り戻せた。
眉の整え方も教えて頂ききりっとした眉を手に入れたが自分ひとりで行うとなかなか難しい。
息子との対話
おしゃれな末っ子が眉の手入れをしていることを思い出し相談してみた。サロンに行くことを勧められたり、自分の経験を教えてくれたりした。
父親の眉毛の書き方の間違いも指摘してくれた。最近すれ違いが多かったため久しぶりにゆっくりと話せたことがうれしかった。
数日後の「お父さんのために買ってきた」という言葉を妻から聞いて涙があふれそうになった。
生きているって素晴らしい。と改めて感じた瞬間だった。
しあわせです♥感謝
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