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リノベーション授業開始!

 梅雨入りが一カ月以上早かったり、雨が降ると大雨になったり、なんか最近天候が不順ですよね☂ 実は・・・ひどい汗かき症で、暑いのが苦手なんです(☚どうでもいい報告ですがw) 梅雨で暑くなると、どうしても湿気が多く、ムシムシしますよね💦 

それなのに・・・

  SHARE BASE つむぎやの2階の1室にはエアコンがついていません!!

なぜかというと

 つむぎやは、クラウドファンディングなどで資金調達をして、なんとか完成までこぎつけたわけですが、照明器具や空調設備、厨房設備などにお金を回す余裕もなく、レンタルで設備を導入したのですが、レンタルになると月々の経費からの負担になるため、安定的に入ってくる家賃の範囲内で賄うことができないため、しばらくは設置せずに置いたままにしていたのですが・・・

やっぱり

この時期を迎えると、無理ですね💦 しかも、テレビなどに取り上げていただいたおかげで、問い合わせも増えてきて、課題だった2階の利用率も、少しずつ出店していただける方も出てきました。まあ、利用される方に快適にお仕事をしていただきたいので、エアコン導入することにしました💵

 つむぎやの2階はまだ手付かずのところが、まだまだあるのですが、今回は、それを見かねて(?)、2階のリノベーションをするぞー!という、英雄が登場したというお話をさせていただきます!

ことのきっかけ

 今回の主人公となる英雄とは、つむぎやには欠かせない存在の大阪府立佐野工科高校さんです。なぜつむぎやに欠かせない存在かと申しますと・・・

それは

こちらをご覧ください

最新版もアップしています!

過去のnoteにも紹介しています。

 まぁ、こんな感じでつむぎやのDIYにどっぷりと関わっていただいてた訳です。

 そんな佐野工科高校さんですが、今回は、1年間の正規授業のカリキュラムとして、生徒たちが関われる物件を紹介してほしいと相談を受けたので、2軒の空き物件を紹介させていただいたのですが、相当な作業が必要で1年では終わり切れないのでは?という懸念があったため、せっかくならばと、佐野工科高校の生徒たちが関わった物件で何かできないかということから、授業の担当となる奥田先生からご提案をいただきました。

リノベーション授業初日@つむぎや

 1回目の授業は、4月から始まったのですが、高校のクラスでの授業でしたので、内容までは把握していませんが、つむぎやで授業をしたのが、5月27日でした。

 この日の前日まで、緊急事態宣言で学校生活に制限をかけていたため、学校は休校していたそうですが、その前日に休校の解除が決定され、この日が学校再開の初日の記念すべき日(?)でした。

 この日のお昼に、つむぎやのコンセプトやまちに対する思いなどをお伝えさせていただき、6名の生徒たちは真剣なまなざしでメモを取りながら、質問もしていただき、緊張した面持ちながらも、このビッグプロジェクトに積極的に取り組むぞという姿勢を見せていただき、感動しました!

しかし

何より、この授業の担当の奥田先生が、かなりアツい思いをお持ちで、先生の思いが生徒たちに伝わったのだと思います!

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こんな感じで、熱心な先生です!

リノベーション授業2日目@つむぎや

 リノベーション授業初日は、急用が入り、30分程度しか一緒にいることができませんでして、どういうお話ですすめられていたのかわかりませんでしたが、2日目となる6月3日は、まるで建築関係のお仕事をしているかのように、模型を持ってきて、生徒たちは議論をしていました。

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 それもそのはずです。この授業に関わっていただいている方がおられます。また後ほど、ご紹介させていただきます。もちろん、アツい奥田先生も参加しています!!

 このエアコンの入っていない部屋で議論をしているので、エアコンの無い部屋は心苦しい気持ちもあり、エアコンはつけることにしました!

佐野工科高校の特色

 大阪府下の公立工科高校は、課題解決型学習(Project-Based Learning〔PBL〕)に取り組んでおり、PBLを通じて「働くとき必要な力」をつけて、社会で活躍できる人を育成することをめざしているそうです。

 その中でも、佐野工科高校は、「地域産業連携重点型」工科高校として、ものづくり現場のリーダーとなる人材の育成に向けて、

 インターンシップや地域連携等に重点を置き、「産業創造系」、「機械系」、「電気系」がもつ特徴を生かした工業教育を行い、優れた工業技術や創造性を有する人材を育成する。

と、ガイドブックに紹介されています。

 カリキュラムは、佐野工科高校の特色を出すべく、先生方のコネクションをフルに活用しながら授業を組み立て手られているそうで、今回のリノベーション授業でも、そうしたコネクションを活用して、一級建築士の川口裕人さん(1110 建築設計事務所代表)に依頼され、授業に関わっていただきながら進めていただくこととなっています。(下の画像をクリックしていただくと、会社のリンク先に移動します)

1110建設設計事務所

 どんな風につむぎやの2階が変わるか楽しみです((o(´∀`)o))ワクワク

できることから始めよう

 アイデアを出すときは、誰しもが、楽しみながらワクワクして、大きなイメージを描いて、そして完成後のポートレートを妄想していき、実現できたらな~と思いますよね!

 でも、それを実現しようとカタチにしていくと、なぜか「お金がないからできない」だとか、「これをするには時間がかかりすぎる」とか、できない理由を探して、結局何もしていないことって多くないですか?

 それは壮大な夢を全て叶えようとしているからなのではないでしょうか?

 コンセプトに合わないだとか、ブランド力が低下するとか、お金がなければできないことを理由に辞めてしまう方が多いと思いますが、その理由は「お金」ではなく、「アイデア」がないだけだと思います。

 大きな夢は持った方がいいですが、最初からすべての夢を叶えたモノを実現するにはリスクが大きすぎます。少しずつできることから始めれば、万が一失敗してもリスクは最小限で済みますし、成功すれば次の夢を叶えていけばいいのです。

 そのために必要なものは「アイデア」なのではないでしょうか?

 今回のリノベーション授業で、こちらからお願いしたことは一つだけです。

自分たちがまた訪れたい場所にしてほしい

 かなり抽象的な表現なので、思いあぐねる生徒もいてましたが、これからの日本を支える人材だと期待して、イマジネーション豊かにして、考えてほしいとも付け加えました。

 現役高校生たちがつむぎやでどんなイメージを持ち、どんなアイデアで夢のある空間にしていただけるのか、楽しみにしています。

 今、若い世代が枠にはまった考え方ではなく、自由な発想と主体性、積極性、チャレンジ精神を培う場として、「まちづくりインターンシップ」も始めさせていただきます。

 つむぎやが、リノベーション授業を通じて、高校生や出店者の方々の夢を紡ぎ、まちに幸せを分かち合う拠点に、また一歩前に進んだ気がします。


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