見出し画像

想いを紡ぐ~VRS新たな挑戦②

 今回も、前回に引き続き「想いを紡ぐ~VRS新たな挑戦」をテーマとして続編を書かせていただきます。

 前回をご覧になられていない方はこちら👇 をご覧ください。

 想いを紡ぐエピソード(1)

 前回のnoteでDIYにご協力いただいた大阪府立佐野工科高校の生徒が関わっていただけるきっかけとなったのは、同高校の赤穂先生のこの1通のメールからでした。

 初めまして。(中略)今年度は、例年参加していた地域のお祭りなど人と接するイベントが軒並み中止・不参加となったり、学内でも文化祭が中止になっており、地域の方々に貢献する機会が減っております。(中略)コロナ禍において、電鉄会社や学校も影響を受けている中で、見出した活動であり、ぜひ、市民の皆様にも知っていただけると幸いです。(以下省略)

 普段は直接届いたたメール以外はあまり熟読はしないのですが、このメールに関しては、何か訴えるものがあり、何度も読み返しました。

 メールをいただいた日以降で予定が埋まっていたので、メールをいただいてから1週間ほど後に、連絡を取らせていただき、メールを送っていただいた赤穂先生に会いに同高校へ訪れました。

 お話を伺うと、このメールに書かれている以外に、授業の一環で外部から専門家の方をお招きし、専門的な技術を教えていただいているそうで、先ほどのメールではレザートレイのお話だったのですが、このほか「金継(つ)ぎ」といって、割れた食器を漆を使って修復する技法を、もっと安価にできる方法で金継ぎをされているカリキュラムもされているのだとか。

 漆(うるし)を使うと乾くのに時間がかかり、また金(きん)を使うと高価になるため、その2つの課題をクリアにした手法で修復をしているそうです。

 いろいろとお話を伺っていくと、つむぎやのリノベーション費用がかさんできているので、その費用を抑えるのにDIYしていますが、「もしかして!?」と思い、「金継ぎ」で修復した食器の提供とか、机や椅子は作れるのかとか、色々根掘り葉掘り、目を輝かせながら尋ねていくと、「できると思いますよ~」という返事が返ってきたので、思わず「お願いしまーす!」と言ってる自分がいました( ̄▽ ̄;)💦 その言葉に聞いて呆然としたのか、「数は期待しないでくださいね」と言われちゃいました💦

 ただ、赤穂先生の素晴らしいところは、「生徒が作ったから、クオリティが低くてもいいのではなく、作るからにはクオリティを上げていきたい」と仰っており、社会に出ても即戦力となる人材を育成したいという思いがひしひしと伝わってきました。

 このほか、生徒たちの地域貢献の活動をクラブ活動の一環で行っていることや、どうしても公立高校では限界のある活動も多いので、ゆくゆくは学校外である程度、自主的に活動できるくらいの収益をとることができる団体を立ち上げたいというお話をお伺いしたので、3連休につぐみやのDIYするのをお手伝いできないかと相談したところ、急な申し出にも関わらず、「生徒に募集をかけてみます!」と言ってくださり、前回のご紹介したDIYにつながりました。

画像1

 こうしてつぐみやをきっかけに新たな思いと想いを紡ぐことができました。

想いを紡ぐエピソード(2)

 もう一つのエピソードとしまして、最近できたクラウドファンディングのチラシの裏面をご存知でしょうか?

クラウドファンディングチラシ1201最終-02

 最初はつぐみやのリターン(返礼品)だけを用意していたのですが、遠方の方で泉佐野まで来れない方向けのリターンを用意するほうがいいとREADYFORからアドバイスをいただいたこともあり、VRSがお世話になっている8社の企業に急遽、クラウドファンディングが始まる直前にお声掛けさせていただきました。

 自社事業があるにも関わらず、すべての企業のご担当者様は嫌がるどころか、積極的にリターンのご提案もいただき、また、プロジェクト公開前日というぎりぎりのタイミングで、許認可関係の確認をREADYFORから求められているとお話すると、その確認にもご理解いただき、8社(バリュー・リノベーションズ・さの〔VRS〕を含めると9社)20アイテムのリターンをご用意させていただくことができ、無事12月2日(水)11時からプロジェクトがスタートしました!

リターン一覧

 お忙しい中にも関わらず、ご協力いただきました企業のご担当者様、本当にありがとうございました!

 こちらもVRSの思いとリターンにご協力いただきました企業様の想いが紡いだ賜物(たまもの)です。

新たな挑戦の幕開け

 まだまだ想いを紡ぐエピソードはありますが、また別の機会にご紹介させていただくとして、こうして、人とひと、思いと想いが紡いでいって、12月2日(水)11時からREADYFORのご協力もあり、「泉佐野市│空き家を新しい挑戦が生まれる場所へと生まれ変わらせたい!」というプロジェクト名でクラウドファンディングがスタートしました! すると始まって10分足らずで、いきなりお二人の方からご支援いただきました! 

スタート2

 クラウドファンディングの公開直前や公開直後に、VRSメンバーの関係者には、不躾(ぶしつけ)にいきなりご支援のお願いをしたにも関わらず、その趣旨をご理解いただき、おかげさまで、魔の5日と呼ばれている目標額の2割の達成目標は、3日目(12月4日時点)で3割を達成しました!(代理支援で別に預かっていますので、合計しますと達成しています)

クラウドファンディング4日目

 数より結果で勝負

 ただ、これからが正念場で、「ALL or NOTHING」という仕組みのため、目標額を1円でも到達しないと不成⽴となってしまい、それまで集まった⽀援⾦が受け取れなくなってしまうそうです。

 多く方々から心温まるコメントもいただいてたり、コロナ禍の影響で自社事業も非常に厳しい経営状況にある事業者様からもご支援いただいていたりしています。

 そういうことを考えると、このプロジェクトはVRSだけのものではなく、ご支援いただいた方々全員の力の結集の賜物(たまもの)だと思います。

 このプロジェクトの目標達成は、あくまでもスタートラインに立つもので、VRSの想いだけでなく、ご支援いただいた方々の想いを壊さないよう、気を引き締めていかないと感じる今日この頃です。

 まだ、このプロジェクトをご覧になられていない方は、下記👇 のリンク先より、ご覧いただき、共感していただけましたら、ご支援いただきますよう、よろしくお願いします。<(_ _)>

 また新型コロナ感染症拡大の影響で、大阪府内で外出自粛要請が12月15日まで(12月6日現在)でていますが、アフターコロナに向けて、今できることをまずは取り組んで、無事新型コロナが収束した時に、このつむぎやを拠点として、中心市街地の再生と、閉塞感あふれる街に新たな息吹を呼び起こし、再び活性化につなげていきたいと考えていますので、ご理解ご協力をお願いします。

プロジェクト名:泉佐野市│空き家を新しい挑戦が生まれる場所へと生まれ変わらせたい!

支援募集期間:~2021年1月18日(月)23時

目標額:200万円

クラウドファンディングサイト:READYFOR

リンク先:https://readyfor.jp/projects/sannomachiba_renovation

クラウドファンディングチラシ1201最終-01

 なお、インターネットを通じた支援のやり方がわからない、もしくはインターネットで個人情報の登録をしたくないが支援はしていただけるという方は、VRSまでご相談ください

 072-477-7365

 Mailinfo_vrs@jcom.zaq.ne.jp

 また、ご覧になられた方は、お知り合いの方に拡散していただけると嬉しいです。ご協力の程、よろしくお願いします。<(_ _)>


この記事が参加している募集

この街がすき

サポートしていただけると、モチベーションをもってnoteに取り組めます!(笑)