思うがままに. 「詩」 #4
今回は季節感のあるものを中心に筆を走らせました。
2作ごとに更新していきます🎇
7.
さっぱりとした甘さに
なめらかな舌ざわり
ひんやりとした私の好物
四角い容姿が愛くるしい
小豆色の甘味が
体の隅まで染み渡る
楊枝で切り分けた時の期待
ひと口食べた時の至福
つい たくさん食べてしまうのだ
8.
黒く大きなパレットに
ばしゃりと色彩が広がった
菊に牡丹に柳に椰子
9つの色が混ざり合う
大きな音と共に
夜空に大輪の花が咲く
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?