思うがままに. 「詩」#9
少し更新が遅くなりましたが、本日分を更新です!
明日は長めのを1作、投稿しようかなと考えています〜!
17.
雨粒が落ちてくる
傘の滑り台をつるりつるりと流れ落ちる
ぽつりぽつりと音がして
心にすぅっと染みていく
穏やかな気持ちになる音がした
馴染みのいい雫たちは
屋根や柱を伝い落ち
地面を流れどこかへと行ってしまった
18.
陽が陰り始めると
仄暗い青い空が顔を出す
ゆっくりと流れる時の中でで
夜闇の中に陽は隠れてしまった
とばりに覆われてしまったのだ
ふと風が吹いてきた
冷えた空気が肌を撫でている
昼間の暑さを感じさせないほどに
澄んで冷たい空気だった
あの暑さはどこへ消えてしまったのだろう
日没とともに消えてしまったのだろう
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