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「貧すれば鈍する」とはよく言ったもので

さて、今日は何を書こうか。

最近仕事をしていると、「誰かに何かを伝える」ということがほとんど全てだと感じてくる。
それは、創り出した製品を届けることかもしれないし、社内のコミュニケーションかもしれないし、新規事業を考えるひとりブレストかもしれないけど、そのどれもが「誰かに何かを伝える」ことが目的になっているのではないかと思う。

昔、やたらブログを書いていたときは、自分の中のインプットとアウトプットのバランスがよくなくて、インプット過多になっていたことの反動だったという面もあるのだろう。
(単純に陰鬱と悩んでそれをまとめるのが好きというのもある)


そんな中、高木新平さんのnoteをみかけた

妻すごい。

いや、高木さんの奥様がすごいのは間違いないのだが、響いたのが

妻曰く、「会社の目前の仕事で一杯一杯になりすぎて、高木新平が死んでる。それは資産の消耗だから、長期的にみて会社の損失でもある。今の仕事とは関係のない、個人の発信をし続けなさい」

という部分。

僕はどちらかというと経営者になって、

「自分個人の発信よりもconote inc.としての発信をしなければならない!」

という強迫観念が結構あった。
自らの行動のすべてを会社に帰属させるのだ、と。

ただ、これ無意識だったんですが、ここにいう「会社に帰属」は

”直近の”

という言葉が隠れていた。
「直近の会社に帰属」させなければならない、と。


貧すれば鈍するとはよく言ったもので、すべての行動を直近の会社に帰属させていたら、単純にその会社に未来はないよね。将来のために何らの投資ができていないことにもなるんだから。


と、いうことで、これらの日記を書いていこうと思った自分は、直感的にそのあたりを感じ取っていたんだと思う。いいぞ!やまだないす!

なにか苦しいなって感じたら、目の前のことしか考えられていないんじゃないかって思ってみるのがいいのかもしれない。
ちょっとやってみよう。

おあとがよろしいようで。


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#エッセイ #生き方 #日記 #ブログ #ひとりごと #コラム

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