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2023年 推し活と心の元気度の関連グラフ

2023年の推し活とメンタルヘルスの動きを、月ごとに振り返ってみました。

推し活と心の元気度のグラフ

上半分に示しているピンク色の吹き出しが《推し活》。
色を濃くしているところは、特にremarkableだった出来事です。
こうして一覧にしてみて、気づいたこと、考えたことがいくつかありました。

  • ほぼ毎月新しい何かに目覚め、新たに推し始めている

  • 月を追うごとに推し活へのアグレッシブさが増している

  • けっこう課金している。そして徐々に課金に対して大胆になっている。

  • 推し活をきっかけに始めた語学勉強が、少しずつではあるが進んでいる。自然に覚えた部分も結構ある。

  • たとえ推し活であっても、活発に行なった後には疲れが出ている。

  • メッセージアプリサービスに入会してから、推し活が日常の中に細やかに入り込んでおり、《日常》と《推し活》の境目がなくなりつつある。

  • 毎日の「ちゃんとご飯食べた?」という推しからのメッセージをきっかけに実際に食事をとることが増え、リアルに健康を支えられている。「これまで出会った他人に、つねにこんなにも細やかに気にかけられ、具体的に支えてもらった経験がない……」と思った。会ったこともない推しが、その役割をしてくれている、と思うと、不思議な気持ち。自分にとっては「情報」でしかない存在が、現実的に自分の心と体を支えてくれているという事実……。

  • 推しとは、生身の人間であると同時に、自分の生みだしているファンタジーでもある存在。健全な推し活のためには、そのどちらの面も忘れてはいけない。

  • なんと、推しから三回も、投稿への返信という形で、自分宛ての言葉をもらった。奇跡……。推し、生きてる。私も生きてた。

  • 生配信中のコメントに答えてもらったことで、「ファンダムの大きさにより推し活の内容は大きく変わる」ことを痛感。推しとの距離感の目測を誤ってはいけないという緊張感も生まれた。

  • アプリのサービス終了により、表現活動の大きな手段を失ったこと、オンラインのファンダム仲間と離れてしまったことは、心に大きなダメージを受けた。これは、今年の推し活の中で唯一、悲しかった出来事。しかし、一部の人とは他のSNSでつながることができた。もはや《推し本人の存在》を離れたところでも、私の生活は推しに大きく影響されていると感じた。

  • コンサートのために横浜まで行き、特に苦痛を感じずに目的を達成できたことで大きな自信を得た。推しは行動療法の一番のモチベーションになる。というか推し絡み以外ではそうそう動かない自分に気づいた。

  • 総じて、2023年は推し活が非常に充実した年だったと言える。だからこそ、推しの行動に依存するのではなく、自立、自律的な健全な推し活をしたい、と改めて思った。

2023年も、支えてもらったな~、推したちに……。ファンと推しの関係やファンダムって、本当に面白い。共同幻想というか、私個人の幻想なんだけど、そこに確実にエネルギーが生まれているし、エネルギーの大きさと生まれる速さが、他のものとは比べ物にならない。
この「夢中になる」っていう感覚というか衝動はいったい何なのか……。
好きになった理由も、突きつめて考えると説明できないし。
好きになるものはたくさんあっても、その中で、出会ったタイミング、出会い方、などなどの条件が重なって初めて、特別な《推し》になるんですよね。
……深いなぁ~。(?)



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