見出し画像

徒然雲 やさしい京都手ごわい京都 その弍

京都到着早々、京都御苑でエネルギーチャージしてのスタートだった。

今回も写真で追うだけの記録。

御苑を出ると現実世界。
丸太町通を渡って寺町通へ。

丸太町通



そこでまず行ったのが巡礼の『行願寺』だった。
通りに面して入りやすい町のお寺。

行願寺



行願寺の隣は、デコっぽいモダンな建物。

スキ




寺町通の北側は”寺町美術通り”と名付けられている通り
美術系のお店やギャラリーが多い。
そうでなくても、京都はお店のウィンドーがどこも
季節感とさりげないセンスが目を引く。
ただ、ガラス越しの撮影が難しい・・・






見るからにワタシ好みのお店の古着物屋さん。


ここが手強かった!

というほででもないのだが、なかなか癖の強い女主人。

ワタシ的には純粋に疑問に思ったことなのだが、
その方には取るに足らない呆れたもののようで・・・粉砕

やっちまった・・・苦笑
トホホでござる。

その後もなんだか噛みわず、
あ〜これは波動が違う人だな・・・


お店で扱われている着物や帯、布たちは素敵なものが多かった。

撮影もOKと。

絶対面白い人だと思うんだけどな〜

一度、ことの経緯をツラツラ書いたが、
ワタシの一方的な見方はフェアじゃないかなと思って削除した。




因縁の帯


スキ





気を取り直して次!

外から見えた、壁に飾ってあるブロックブリントの木版に釣られて入店。

インドを中心にした、エスニックな洋服屋雑貨屋さん。

東京 横浜にも店舗があるよう


そこでバチッと目があった!

黒いコットンのストール。
2種類あり(柄が細かいもの)迷って迷って大きいチェックに。
今度、『ご機嫌BLACK』に追加。


made in INDIA
大スキ


やっぱりもう一つの方も欲しい!!


店「通りの向こうにもお店があるので、見ていってください!」

雲「はーい、行ってみまーす」

そちらは、雑貨やインテリア系の商品が多かった。


大スキ!


ハンガー?



インドと黒と素敵な生地で、一気にご機嫌〜


まだまだ寺町散策はつづく

目に入ったのが古本屋さん。
そのウィンドーで気になったのが

『古典印度文様』


先程のこともあり、どうしよう?と思ったが好奇心が勝り
お店の方にお願いして見せていただいた。
遺跡や宗教的なものからのデザイン画の本だった。
迷ったが、今回は保留。

お店の中も見せていただいた。
よくある小さなお店に所狭しと本がぎっしり並ぶのだが
とても整然と区分けされ、とにかく見やすい!
相当几帳面な店主さんと想像。
本を見せてくださったのは年配の女性(とても親切だった)
息子さんで3代目とのこと。

分類も完璧!


そこでまた目があったのが書のカテゴリーの中の


熊谷守一の書の本


熊谷守一、書集?が出てたとは!

うぅ〜んいいわ〜!
絵とはまた違った味わい。
絵画的な自由さ。

これも欲しかった!
でもこれも保留。

興味のある本がたくさんある古書店。

今度ゆっくりまた来よう。



そして、今日の目的のひとつだったのが

『芸草堂』(うんそうどう)

欲しかったのは、伊藤若冲の『玄圃瑤華』のポストカード。

いつも美術展など見に行ったらミュージアムショップでポストカードを
購入することが多い。
昔は図録などを必ず買っていたが、それはやめた。
気に入った絵や展示のものがポストカードであれば、
それを購入して、フレームに入れ飾ったり
お手紙としてそれを使ったりするようになった。

京都で好きな美術館に『細見美術館』がある。
そこのミュージアムショップが好きで必ずチェック。
そこで見つけたのが若冲の『玄圃瑤華』のポストカード。

ワタシが説明するまでもない伊藤若冲だが
その中でも『玄圃瑤華』がワタシは特に好き。

植物と昆虫を黒の版画の作品。
これに関しても『ご機嫌BLACK』にて投稿予定。

このポストカードを作製しているのが『芸草堂』


芸草堂


木版印刷(手摺り印刷)の書籍を刊行する日本唯一の出版社。
1891年創業、『芸草堂』という名は富岡鉄斎命名とのこと。

細見美術館で入手したもの以外の作品も欲しかったので
こちらで直接購入。


『朝顔』


『南瓜』


全部で16画とお店の方はおっしゃっていた。
コンプリートしてなかった・・・
何が足りないかもう一度見直し!


ここでもいいものが見ることができ、ご機嫌だ!


ここで寺町通りでの目的は一応完了。

予想以上に時間をとり、この他映画一本と、展覧会一件見る予定だったが・・・
とても無理(頭も心もいっぱい)で出直すことに。


京都、やはり奥が深く、見たいもの知りたいもの欲しいもの満載。

やさしさも手ごわさも自分次第。
そう思った寺町散策。



帰りの電車、運転手さんの後ろの席。
窓からの雲を見てたらいつの間にか・・・ZZZZZ


動きが忙しい雲の日だった




いただいたサポートは古道活動に使わせていただき、歩いた記録をお伝えしたいと思っております。よろしければよろしくお願いいたします。