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夢日記「溶岩弾」2023/5/17

低い山の麓にある田舎街。低いといっても筑波山ほどある。後々の展開を見ると休火山らしい。街の中心を貫く街道沿いには古い店舗が並び、懐かしさを感じる。いつも夢に現れる街だが、少し様子が違う。母の故郷である岩手県一関市の街のようだ。

街道は賑やかだ。田舎街でも寂れた感じはないので、昭和40年代であろう。

晴れている。雲はわずかだ。空気は田舎の「なま温かくてモアッとした」匂いがする。

駅に向かう。どこかに出掛けるのではない。帰宅するのだ。歩いていて空を見上げると山が噴火する。スローモーションで噴煙が上がり火山弾が飛んでくる。ゆっくりと落ちてくるが、近くまで来ると物凄く速い。

溶岩弾の大きさは1メートルもある。それが僕の近くに落ちてくる。走って建物が多い街に戻る。

溶岩弾は次々に落ちてくる。恐怖。
そのうちに僕の右足をかすめる。危なかった。間一髪だ。

焦って溶岩を避ける建物を探す。建物の多い街まで少し距離があり、そのうちにも溶岩弾が落ちてくる。

街道裏の空き地に錆びた燃料タンクがあり、その影に隠れるがまだ危ない。

トラックで逃げる人たちがいて、僕はそれを盗んで逃げる。酷い奴だ。

そのうちに、ようやく溶岩弾がおさまったのでトラックで自宅に戻る。

自宅と思ったが、よく見ると自宅ではない。懐かしい一関のおばちゃん宅のようだ。おばちゃんの家は神社の境内にある。

そのおばちゃんは2年前に亡くなり、おばちゃんの夫(おじである。おじは40年前に癌で亡くなっている)は神社の神主だった。おばちゃん宅には数人の人が見えるが誰かはわからない。もしかすると、おばとおじに従弟(20年前に平泉で作業中に突然死している)かもしれない。何故か8年前に死んだ僕の母もいる。

皆に溶岩弾のことを話し、右足をかすめた擦り傷を見せる。気がつけば、その溶岩弾を庭に運んできている。母親に溶岩を見せるが、本当かどうか疑っている。

そこで目が覚める。


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