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ヨガは痩せるの?疑問と最新のダイエット方法

こちらも沢山受ける質問の一つです。
ボディメイクインストラクターとしての資格を取得、数々のダイエットに失敗をし、解剖学をとことん学んだ私の今ある知識と実体験からの見地でお答えします。 

結論からいうと痩せません。
痩せやすい身体にはなれます。

「痩せる」を「体脂肪を燃焼」に定義した場合、有酸素運動が必要になります。
ヨガは呼吸を意識するため、強度の高いクラスは有酸素運動にもなるけれど、運動としては弱いのかな、と思います。
ジムで走った方が何倍も有酸素の効果は高いです。

私はジムで筋トレしてます!
有酸素もやらなきゃ…

そもそもヨガは、心に作用させていくものなのでダイエットをゴールにするのは適さないです。

しかし、実際にヨガスタジオに通われているお客様の中には、明らかに細くなってる!という方が沢山いらっしゃいます。
やはりそういう方はヨガで「痩せやすい身体」の土台ができており、ヨガ以外の要素(食事や活動量)で燃焼してるのでは、と思います。

逆にヨガしてるのに太る!という方も。
その方にお話しを聞くと摂取カロリーが高すぎたり、栄養バランスが崩れていたりします。

この他にも色々なタイプがありますね。
全く運動してない!食べても太らない!という方もいれば、食事を減らしても痩せない…という方もいます。

これらの事を踏まえると
「カロリーを増やすから太る」「カロリーを減らすから痩せる」という単純な話しではない事がわかります。
カロリー神話という言葉もある位、太る痩せるという事にカロリーはそこまで関与していません。

明らかに肥満体型で摂取カロリーが高すぎる場合は減らす必要があるかもしれませんが…


じゃあ、どうやったら痩せるの?

①筋肉量を増やす
体脂肪を燃焼するのは「筋肉」です。
最初にお伝えした「痩せやすい身体」とは筋肉量の事を指します。

食事制限で減るのは「筋肉」です

②腸内細菌の種類の数を増や
「種類の数」というのがポイントです。
食べすぎたのに次の日体重落ちた!なんて経験ありませんか?
多くの栄養素を摂取して、なるべく多くの細菌を腸に取り入れるのが良いです。
食事制限は腸内環境がよくなりません、筋肉量が減り痩せづらくなります。

沢山食べてるのに細い人は腸内環境が整っています

③ミトコンドリアを増やす
究極のアンチエイジングといわれる細胞です。
体脂肪を燃焼する働きがあります。

次はミトコンドリアの解説へ!


ミトコンドリアって何?
→脂肪を代謝する細胞!

ミトコンドリアは
①空腹
②寒い
③有酸素運動

の条件で増えます。
詳しく書くと長くなるので、とりあえずはこの3つ!

以上の事を踏まえると、本気で痩せたい方は…

腸内環境を整えて筋トレをした後、寒い中空腹で走れば良いです。(冬は痩せやすい時期!)

ホットヨガで痩せない方、痩せなくて当たり前です。
汗と体脂肪は関係ありません。
(汗は毛穴など、肌に良いと思います!)
腸内環境を改善するだけでも変わると思います。

私は過去にカロリーを減らしすぎて摂食障害をやらかしました。腸が全く動かなくなり、筋肉が落ちてリバウンドした経験があります。
食事制限はおすすめできないです。
一時的に体重は減りますが、代わりに大切なものを失います。(完治までに8年)

それでも、なんとなく食べ過ぎてる気がするから少しは制限したい!という方

→「依存」して食べてるものを辞める。
毎日習慣となっている物はありませんか?
「いつも食べてるから食べる」ものを辞める。
「本当に食べたいもの」を食べる。
お腹一杯なのに食べたくなるのは「脳の依存」だそうです。

依存して食べてるものが分からない!という場合

→腸内環境を整えていくと、それが感じやすくなります。便秘の方はまず野菜、発酵食品など、腸を整える食事に変えてみる。
胃に優しい物を食べるといいです。
分からない方は風邪ひいたときに食べるものを意識します。
だんだんと「依存」=「不必要なもの」に気付いてきます。
ヨガでも不必要のものを削ぎ落としていくことで、本当の自分に気付くという哲学があります。

ヨガは直接的なダイエットではありませんが、その人にとって適正な体型に導いていくもの、と聞いた事があります。
太りすぎてた人は痩せていき、痩せすぎていた人は適正な体重になります。
言われてみれば、自分もヨガを始めてから普通体型に近づいてきました。 

ヨガで整うと身体がニュートラルになるから、ダイエットという捉え方もありかも。
心が落ち着く事で食欲が落ち着く事もあるし!
その人にとって、良い方向に向かえばなんでもいいかもしれません٩( 'ω' )و
健康的に痩せたい!という方、一緒に頑張りましょう♪

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