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モノを捨てる時の判断基準

私は何でも使い切って捨てたいと思っています。歯磨き粉チューブも最後はぺったんこにして、更にチューブ先に向かってしごいて、満身の力を込めて押し出して、これ以上出ません、を確認してから捨てます。ドレッシングなどの調味料も少なくなると逆さまにしておき、最後まで使い切ります。

そうすることによって商品に対して自分が払ったお金の元を取ったと思うことができ満足するのかもしれません。“もったいない”の観点からはいいことだと思いますが、使い切ってから捨てようとすると、冷蔵庫の中には使いかけのスパイスやお土産にいただいた佃煮など食べきれずに賞味期限を大幅に超えて残ってしまうことがあります。

化粧品のアイシャドウ、チーク、リップなどいろいろな色がセットされたパレットは必ず残る色があります。必要な色は使ってしまったのでもう使うこともないのですが、捨てるのは何だかもったいなく感じます。

それでも不要なものが増えるのはイライラするので心の中ではもったいないと片付けたいが葛藤します。

こんまり(近藤麻理恵)さんの片付け術では、そのものの価格や残っている量ではなくモノが果たしてくれた役割に感謝して手放すとありました。。そう考えれば使いかけのスパイスは今まで作ったことのない料理を作る時には必要でその役割を果たしてくれたことになります。お土産の佃煮は食べ切れないけれどお土産を買ってきてくれた方の優しい気持ちを十分いただき、その役割をはたしています。

使いかけのアイシャドウ、チーク、リップパレットも残っている色はあるけれど、私は使いたい色を使って楽しくメイクできたことを思えば、その化粧品たちは十分役割を果たしていると思えるようになりました。そうするとありがとうと気持ちよく捨てることができるようになりました。

まだ残っている、まだ使える、高かったなど捨てられない理由は色々ありますが、そのモノが果たしてくれた役割を思い起こすと納得して気持ちよく手放すことができるようになりました。


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