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本当は教えたくないシリコンバレー。スティーブ・ジョブスを追いかけて。


「シリコンバレーってどこのことを言うの?」

父が遊びに来たときに言った言葉だ。
シリコンバレーはテック企業が集まってる私の住んでいる地域全体を言うので正式にここからここまでというのがない。

大体この辺だよねーと言うものなのだ。
詳しくはこちらの記事にも書いているので、気が向いたら是非読んでくれると嬉しい。

しかし、大体このあたりと抽象的なことを言われても、人は具体的なものを求めるものなのだ。

「私のこと、どれくらい好きなの?」
と聞かれて
「いっぱい好きだよ」と
答える人。

そう言われたら嬉しいけれども、
話の流れ的には間違いです。

「たとえ北川景子が僕のことを好きだよと言ってきても、僕の君の方が美しいと思うし大好きだ」

これぐらいの具体性と確実性が求められます。
北川景子に言い寄られたら北川景子に行くだろ
みたいなツッコミも入りません。

はて、何の話か。
そうそう。シリコンバレーの歩き方の話です。

要は父が日本に帰って「シリコンバレー行ってきたぜ」と自慢できる位のスポットを案内すればいいのかと。

そして私が両親を連れて行ったシリコンバレー旅プラン。我ながら、神プランと思うほどの出来栄えだったので、ここでご紹介。

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旅のテーマはズバリ。
スティーブジョブスを追いかけて。

1 スティーブ・ジョブスが住んでいた家

11:45頃到着。

スティーブ・ジョブスの家!


これです!
スティーブジョブズの家。
前庭にいくつか木が植えてあるけどリンゴの木だとか。

前に他の記事でも書いたけど、、、
アメリカってスティーブ・ジョブスの住所とかネットで検索するとでてきちゃうのがアメリカ。

その記事によるとどうもこの家は7ベッドルームらしい。アメリカの有名人の豪邸とかだと、丘の上にひとつだけポツンとやたらめったら豪華な建物が建ってるみたいなことあルけど、スティーブ・ジョブスの家はそうじゃない。

当然中に入れるわけでもないし、実際に人が住んでるわけなので、「ここがスティーブ・ジョブスの家かあ」と感動しつつ、さりげなく家の周りを散歩する。

これがおススメの歩き方です。

2 早速お昼。パロアルトのダウンタウンZareen'sへ。

一通りスティーブ・ジョブスの家を楽しんだら、時間的にもうお昼。
パロアルト(街の名前)にある本当は教えたくないお店Zareen'sへ。

14分ほど運転して12:15到着。
本場インド、パキスタンの味。

スタンフォードの学生が自分のために故郷の料理を作っていたらそれが大好評でお店を出すようにしたとか。
私のインド人の友人も、「ここの店は美味しい」と言っていたからインド人が褒めるインド料理本場の味。

大体いつもお昼時は混んでる大人気のお店。

オーダーにひとしきり並んだ後、料理は割と速やかに運ばれてくる。
ここにきたら必ず頼むがバターチキンカレー。

定番バターチキンカレー。このチキンカレーが食べたくて通ってしまう。

これが食べたくて通ってしまうくらい、ここのバターチキンカレーがすき。
それと合わせてもう一皿は、大体サグパニール(ほうれん草のカレーにリコッタチーズが入ってる)。

忘れちゃならないのが、チャイ。(安くて美味しい)

普段インド料理なんかはほぼ食べない我が両親。
「大丈夫かしら」と心配したけど、心配何のその。
もりもり食べてました。

「辛いから食欲刺激されてたくさん食べちゃったよ」とのこと。
そりゃ何よりです。

3 お次はシリコンバレー 発祥の地へ。


お腹も膨れたことだしと次の目的地がシリコンバレー発祥の地。
車で5分〜7分程度か。
13:10到着。

シリコンバレー発祥の地の看板
奥にあるあの倉庫からシリコンバレーは始まった。最初の会社はヒューレットパッカード。

最初はHP(ヒューレット・パッカード)の倉庫からシリコンバレーが始まったと言われている。そのHPは本社拠点をシリコンバレーからテキサス に近年移したあたりに、時代の流れや栄枯盛衰が感じられる。

今はテック企業全盛期か。

ここの観光は外から倉庫をチラッと見て、眺めるだけなので滞在時間は5分程度。

4 パロアルトまで来たらスタンフォード大学にもいきましょう

うちの両親がどうしてもいきたいと主張したのがアメリカが世界に誇るスタンフォード大学。我が家から一番(物理的に)近くて、そして最も(心理的に、もしくは難易度的に)遠い大学。

到着時刻 13:30。

キャンパスが広大で美しい名門スタンフォード大学。

両親のここの目的はキャンパスツアーもさることながら、お土産。
スタンフォードショッピングセンター。
特にばらまきお土産をゲットしたい人にはおすすめ。
スタンフォードのサイン入りの鉛筆とかペンから洋服、リュックなど色々売ってます。

この日もかなりの数の観光客が皆、思い思いに色々と購入されておりました。

我が家の両親は「あなたが将来いく大学よ」とか言いながら、息子にもスタンフォードのロゴ入りTシャツとキャップを買っておりました。

スタンフォード大学。学問的ならず金銭的にも厳しい。
アメリカの私立大学に行くとなったら年間で700万円はくだりません。

5 アップルはここから始まった。スティーブ・ジョブズが起業した時の倉庫。

お腹も満足し、お土産も買いまくって、満足した後に訪れたのがアップル創業の地。

先ほどまではパロアルトからは少し離れた場所にある。
14: 40到着。

普通の家です。この倉庫(ガラージ)でアップルは始まった。

創業の地と言っても、普通の家です。しかもスタートアップの多くは家ではなく、車庫を借りて始めていた。あのアップルも然り。
この倉庫からスティーブ・ジョブズともう一人の創業者スティーブ・ウォズニャックはアップルを始めたのです。

6 ここまで来たらあと少し。アップルパークへいきましょう



半日ツアーも終盤を迎えつつある。
倉庫を見たら、途中にスティーブ・ジョブズがかつて通った学校などを通りながらいざアップルの本拠地へ。

アップルパーク(社屋)には入れないので、アップルビジターセンターへ。
15:15到着。

綺麗な店内。当たり前だけど一通り揃ってる。


アップルビジターセンターの外観。木の種類一本一本までスティーブ・ジョブズがこだわって選んだとか。全てカリフォルニアにある木。
ここにあるデザインの洋服やら


この辺りはここでしか買えない限定品!
アップルパーク全体の模型
展望台から見るアップルパーク。大きすぎて円形の建物がただの高速道路のようにしか見えない

我が母親はここで、ここでしか買えない限定品のトートバッグを買ってました。お目が高い。

英会話用のグッズを入れてるらしい。
長年の通ってる英会話の先生←アメリカ人にも羨ましがられたとか。

ここで何か買えば自慢の一品になること間違いなし。

前回はコロナにより屋上の展望台と併設のカフェが閉まってたけど、今回は開いていたので、早速ゴー。

アップルビジターセンターに併設のカフェ
カプチーノ。母はりんご型というのですが、本当でしょうか。


疲れた体を休めながら思い思いにそれぞれがゆっくりと過ごせるカフェ。

カプチーノの模様は母はりんご型と言うが、調べたら本当にりんご型に作ってくれたりするらしい。

平日にも関わらず、割と多くの人がそれぞれお目当ての品物を買ったりして、その戦利品をカフェでじっくり眺めていた。

アップルパークで過ごすこと約1時間。
遅めの出発にもかかわらず効率良く回ったことで意外とたくさん見れた。(自画自賛)

++++

シリコンバレーってどこかいな?

そんな父の一言から端を発した今回の半日ツアー。
テーマを決めてシリコンバレーを回ると、また違う味わいが楽しめる。

せっかくシリコンバレーに来たんだもの。
同じようなツアーしたいわと言う方はTwitterのダイレクトメールなどで連絡くださればお手伝いできるかもしれません。


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