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1980/01/08 ただでさえ、おじんくさいが写真だと

マガジン『17歳の日記』では、1980年に夫が書いた日記に妻が読んだ感想と挿絵を添えた絵日記を更新しています。
前のページでは、自分のことを「おじんくさい」「セコイ」と表現していました。「おじんくさい」は当時よく使われていた言葉で、今の「ダサい」と同じようなニュアンスで使われていました。

ここまでは、だいぶネガティブ?な様子でしたが、続きはどうでしょうか


静山のおねえさんが、先日取った写真を持って来てくれた。

一枚、一人だけで写っているのは、ただでさえおじんくさい顔が、さらにおじんくさく、しかもかっこわるく写っているので、公表しないようにした。

しかし、他の三枚は、ままうまく写っていた。(それにしても、もう少しfaceがよければ・・・。)

遅くなったが、豊山と山野から年賀状がきた。山野はスキーに行っていたので遅れたようだ。(私も、スキーをしてみたい・・・。)

豊山は、多分勘違いをしている。
リノちゃんは、海河のしんたくんと付き合っているのに、彼はバレー部の真明が彼女と付き合っていると思っているうように、手紙から読み取れる。

確かに、豊山はしんたを知らないから、海河とかかれれば、真明の事だと思うかもしれないけど、ちゃんと年賀状には、海河のしんたくんと書いたのに・・・。

それにしても、今、豊山は何をしているのだろう。彼の事だから、口上手く、女の子を引っかけているのでは・・・。山川とキミちゃんが付き合っているのを始めて知ったとき、昔付き合った者として、どのように思ったのだろう。考えてみるとおもしろい。

とにかく、今、豊山と合ってみたい。
どこでもよいから。

会って、いろいろな事(特に女の子の事)について語り合ってみたい。勘違いをしているのかもしれないので、彼の家へ電話をしたいのだが、多分しないでしょう。(Because 電話代が高いから)←自分でもセコイと思う。

また、伊東さんからマリックくんからの手紙を見せてもらった。簡単な英会話らしいが、私は単語をあまり知らないので、意味がよくわからない。

でも、これぐらいの英文が訳せるようにならなければならないでしょう。

明日は、goodな日でありますように・・・。


2018/06/15   妻

最後まで読んでくださりありがとうございます。

「faceがよくない」という言葉が、ときどきでてきます。faceというよりマインドの問題では?と、思い始めるようになりました。

「明日は、goodな日でありますように・・・。」で締めくくられた今日の日記ですが、それに反して、明日はちょっと落ち込み気味なようで...

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