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ミニマリズムへの挑戦:衣類を10着まで減らして気づいた3つのこと

普段はこのnoteで「中国・異文化・日本語教育」というテーマで記事を書いていますが、今日はちょっと趣向を変えて、ミニマルな暮らしに憧れて取り組んできたことについてシェアしたいと思います。

以前に何度かミニマルな暮らしに憧れていることを書きました。

そして衣類に関していえば、すでにこれ以上ないくらいミニマルにできていると思います。だって、Tシャツが5枚、半袖のシャツが2枚、ズボンは2本、そしてスーツが1着しか使ってないからです。

実は他にもまだ衣類を持っているのですが、捨てる勇気が持てなかったのでスーツケースの中に放り込んであります。その中には、今は必要がない冬服も含まれます。

恐らく11月頃に冬服へと衣替えをすると思いますが、その時に捨てるべき衣類がないかを再検討しようと思います。

さて、衣類の簡素化を進めてきて以下のことに気がつきました。

・空間は心を落ち着かせること
・不自由ギリギリはまだ自由なこと
・物欲は減らないけど制御できること

それぞれ説明します。

空間は心を落ち着かせること

洋服を探すのに今まではクローゼットのなかの衣類を手でかき分ける必要がありました。

しかし今は違います。

クローゼットには4〜5着の衣類しかなく、残りは洗濯待ちです。衣類の選択肢で悩むこともありません。スッキリとした空間が心を落ち着かせます。

悩まないってことは難しいですが、悩めないとう状況であれば決断は簡単になります。そして決断できると気持ちが落ち着くことにも気がつきました。

また、今まではクローゼットの中に綿ぼこりがあることに気づきもしませんでしたが、空間が広がっていてすぐにゴミが目に入ります。そして、ものぐさなわたしでもこの状況だとすぐに掃除機でゴミを処理したくなるのが不思議です。

空間は心を落ち着かせるだけではなくて、積極的な行動を取るように促してくれるようです。

不自由ギリギリはまだ自由なこと

モノがないと不自由になるのではないか、不便ではないかと心配していました。しかし不自由になるかもと思える一歩手前はまだ自由であることに気がつきました。

衣類のストックが雨に降られたり、汗をかいたりして足りなくなることを心配していましたが、これまでのところ、そのような問題は発生していません。

さらに、衣類のストックがなくなっても洗濯機を回して乾燥機に掛ければ問題は解決できます。わたしのシャツやズボンはすべて乾きやすい素材でできてますので、2時間もあれば問題を解決できます。

このことに気付けたことは大きな収穫でした。

コレがないと死ぬというレベルまでモノを減らしても死なないってことがわかりました。また、このご時世です。必要なものは何でも自宅に届けてもらうことが可能です。そしてそれにかかるコストもたいしたことはありません。

この不自由になるギリギリを攻めることを衣類以外でもやってみようと思います。

物欲は減らないけど制御できること

ミニマルを心がけていても、物欲はわいてきます。特に淘宝とか京東などの通販サイトを眺めていると素敵なシャツやズボンを簡単に見つけられますし、お値段もお値打ちです。

近所のショッピングモールに出かけると、ごくまれに良いなと思える靴や洋服を見つけます。

しかし、今の状態に満足しており、まったく困っていないので、衝動を感じてもすぐに必要ないと結論できます。

ミニマル主義を意識するだけで、物欲をコントロールしやすくなるのでしょう。もともと誘惑にとっても弱いわたしですら衝動に対して強くなれたのですから、一般の感性をお持ちの皆さんなら、もっと上手に自分の欲望をコントロールできるようになると思います。

これまでのミニマリズムへの挑戦を通じて、物欲のコントロール、心の落ち着き、そして自由の大切さを学びました。これらの気づきは、衣類だけでなく、他の領域においても有益であると確信しています。

それで、次は文房具・工具、そしてガジェットなどの整理整頓を進めたいと思います。処分すべきものは処分し、残すと判断したものについては何をどの程度保管するのかを決めたいです。

そんなわけで、これからも、自分だけのミニマリズムを追求し、その過程や学びを皆さんとシェアしていきたいと思います。

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