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就活と心の葛藤
私は22歳で、Webデザイナーを目指して就職活動をしている。これまでに30社に応募したが、その道のりは決して平坦ではない。
就活はメンタルが不安定になりやすいものだが、「実務未経験で会社員WEBデザイナー」になるための就活は特にハードルが高いと感じている。
書類通過率が5%未満という現実では、面接に進めただけで驚かれることもある。
数日かけて作成した書類を送っても、数分後に定型文の不採用通知が来ることもしばしばある。そもそも書類すら読んでもらえていないのだろう。
何十社からも不採用通知を受け取ると、自分を否定された気持ちになるのを防ぐのは本当に大変だ。
WEBデザイナーを目指す理由
そもそも、なぜWEBデザイナーを目指したのか。
色んな動機があるが、きっかけは心療内科で受けたIQ検査だ。
私は「生きづらい」と感じることが多く、得意不得意のバランスが極端であった。
そこで、自分の得意を活かしたいと思い、IQ検査の結果に注目した。その中で「知覚推理」という分野のIQが平均より高かったことがわかった。
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自己分析の過程↓
これをきっかけに職業訓練制度を活用し、キャリアコンサルタントと自己分析を進め、「Webデザイナー」を目指すことにした。
過酷な就活の現実
プログラミングスクールでは多くの課題に取り組みながらも、その道を進む覚悟を持った。
しかし、その先に待っていた就活のプロセスもまた過酷であった。
現在も実務未経験でWebデザインに関われる企業を探し、応募を続けている。
中には企業に直接アポイントメントを取るなど、チャンスを探し続けている。
しかし、この数ヶ月は就活だけでなく、様々な問題で心身ともに追い詰められた。
ストーカー被害に遭ったり、恋人とお別れをしたり、Webデザインの道を目指していた仲間たちが数十人いたのだが、ハードルの高さから次々に去り、気付いたら私以外、全員いなくなっていた。
そのタイミングで当時受けていた全ての企業から不採用通知が届き、持ち駒が0になった。
心の葛藤と無気力
全て無くした感覚、また一度すべてが強制終了されたような感覚に陥り、しばらく無気力になった。
ただ、無気力な時間は意外にも悪いものではなく、案外心地よかった。それは何故か。
死ぬことが怖くなくなるほど、全てを全力で走り切った感があったからだ。持っているものを全て失った感覚にもなったが、同時に負担がリセットされたような感覚に陥った。
しかし、無気力なままだと本当に何も進まなくなってしまうので、3週間ほど経ってから、重い腰を上げて、再び前に進もうと決意した。
再び前に進む決意
心身はやはり疲弊しており、負担がかかっていたので、再び心療内科に通うことにした。
通い始めたきっかけは、あくまで前に進みやすくするためだ。
社会人時代、完璧主義な優しい人ほどひとりで抱え込みすぎて精神崩壊する姿を何度か見てきた。
なので何かあればわたしは福祉の力を借りるし、心療内科だっていくし、その分野のプロに頼るようにしている。
なんやかんや、プロを頼るのが一番近道なのだ。
そういう所にいる患者さんたちって一見なんの問題もなく社会生活をこなしていそうな人が多い。みんな頑張って社会を生きているんだ。
そんなこんなで、通院しながら就活を続けていた矢先、曜日の影響で主治医が変わり、その医師から双極性障害の二型の疑いがあると言われた。
薄々感じてはいたが、この言葉は私にとってかなりの衝撃で、将来への不安が一層深まった。
双極性障害の疑い
生きやすく仕事を続けるためにWebデザイナーを目指したのに、その夢を追いかける過程で、逆に自分を追い詰めることになるとは思いもしなかった。
就活中に感じる心の葛藤は深く、周囲の理解に欠ける言葉に傷つくこともあった。「休め」と言われ続け、この数年はいろんな休み方を模索してきたが、一般的な解決策は結局気休めにしかならなかった。
結局、自分のことは自分が一番わかっているのだ。
しかし、自分のペースで進むことが難しい現実に直面し、社会の厳しさを痛感している。
周囲の理解と励まし
心療内科医からは「元々の気質の問題であり、これは病気ではない。あなたは悪くない。いままでよく頑張ってきたね。不安に感じるかもしれないけれど、登ってきた階段は崩れないからね」と励まされた。
ただでさえ実務未経験の壁に苦戦しているのに、「そもそも私は本当に働けるのだろうか?」という不安も正直ある。
根本的なところから社会の「普通」のハードルがどんどん高くなっていく感覚に陥る。
今後の目標
いろんな時期を過ごしてきた中、再び心療内科に通い始めたことで、少しでも心のケアができることを願っている。
就職活動の厳しさや、双極性障害の二型の疑いをかけられたことによる将来への不安は、わりとストレスをもたらしているが。
味方でいてくれる人たちの言葉を大事にしつつ、自分のペースで進むことが難しい現実に向き合いながら、少しずつ前に進んでいきたいと思っている。
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私は、このような状況下でも、自分を信じて進んでいくことが大切だと感じている。
同じように就活に悩む人たちに少しでも共感してもらえればと思う。そして、自分のペースで進むことの大切さを改めて感じた。
これからも私は、自分の夢を追いかけ続けていくつもりだ。
たとえその道のりが険しくても、一歩一歩進んでいくことが大切だと信じている。
諦めずに自分のペースでコツコツ進んでいたら、6月頃、一つの会社の最終面接まで進むことができたのだ。
書類通過が5%未満だと言われている実務未経験でのwebデザイナー就活において、これはかなりの前進だった。
たとえそこから持ち駒が0になって振り出しに戻ったとしても、それまでの過程に意味があったと思いたい。
私をサポートしてくれている就職支援の方々はいつも寄り添って、私の価値を見出してくれる。
この存在は私にとってめちゃくちゃ大きい。幸い私は1人になることはあっても、孤独ではないのだ。
自分自身を大切にしながら、前に進んでいきたい!幸せの手段は自分で獲得していく。頑張れ、わたし!!!!
くまみ
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