公園に向かう主に連れられたワンは機嫌よく歩いている。さて公園が見えてきた。この坂を上り切れば信号があり、道路を渡れば公園に行ける。
主はそう思いながら坂を上がって行く。ところがワンは途中で止まった。「どうした?」主が話しかけるがワンは止まると、道路の反対側を見る。
どうやらワンは信号のある交差点に行く手前、この道路をそのまま横切りたいようなのだ。「ここは危ないから」とワンに注意する主。
だがワンは頑として動かず、むしろ強引に渡ろうとする。
「ダメ!」必死にリードを引く主。それでもワンは主張して横切ろうとしたとき、バスが轟音を鳴らして横切る。
それを見たワンは完全にビビって大人しくなり、あとは主の言うことを黙って聞くのだ。
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