文学フリマに宇宙SFの作品を出そうとして、とりあえず酒を飲んだらほろ酔い文学が気になりつつ結局眠れない夜に
「文学フリマに出してみようかな」ふと頭の中によぎったことだ。とはいえ、どんなテーマの本を出すのか頭をひねる。最初は無難に、宇宙をテーマにした作品を出そうと考えていた。
「宇宙SFものだよな」そう思ってさっそく執筆をしようとしたが、どうも乗り気ではない。「ま、急ぐ必要はないぞ。今日は酒でも飲んでリラックスしながら考えるとしよう」そう思って冷蔵庫からビールを取り出してさっそく飲む。
「ふーう、やっぱりビールは美味しいわ」そう言いながら今日は飲みたくなったのか、1本だけでなく、2本、3本と開けていく。「おお、ずいぶん飲んだなあ」いつの間にか顔の周りがぼやけているし、鏡を見たら顔が赤い。呂律こそ回っているが、完全に酔っていた。
「そうだったら、酔った作品もよいかな。ほろ酔い文学とか、うん、それもいいぞ」と言うが、酔っているからそう思うのであり、実際に書こうとすると簡単ではない。結局眠れない夜になりそうだった。
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