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018.バリアフリー

もう近所の桜は散ってしまいました。水面に写される光景と花筏の自然が生み出す作品はとても素敵です。1週間ほど前にあるブログ記事がTwitter流れてきて知りました。


乗車拒否されたというタイトルなのに読んでみたら違いました。JRは拒否してません。

書籍は目次をみるとその本で取り扱ってる内容の要点をうまくまとめていて文章的に脱線したとしても最後に丸く収まっていることがほとんどだと思いますが、それは執筆者以外に校正などのプロが関わっていてるから。

ネットブログは個人で簡単に開設でき不特定多数に伝えることができますがタイトルと内容が違うということよくありますよね。そのタイトルがどうしてつけられたかは本人しか知りえません。

ネット記事のタイトルだけみて内容読まずに「おかしくない?」と訴える方もどうかと思いますが、新聞社などのメディアがそれをやっているとこもあるようで、目の前の反応の数字だけ求め、そのメディアが長年培ってきた信用を失墜させないかよく思ってしまいます。

このnoteも記事を書くたびに、毎回、どんなタイトルにしようかといつも思います。当然、今回も。この記事を書き終わったときにタイトルがすっと浮かびますようにと願ってますが...どうなるんでしょ?タイトルつけるの難しいです。

彼女のブログを読み終わって率直な感想は、誰かの手を借り助けてもらったのならまず感謝のキモチを綴るべきなのではと。

私が日常で世話になっているのは車椅子ではなく杖だから目線違うと思いますが、バリアフリー認知向上のために、必要とする利用者が声上げるのは大事で広く多くの方達に知ってもらうことも大事だと思います。ですが、言葉選んで問題提起しないと、立場利用した我儘にみえます。

駅員さんは鉄道のプロ、介護のプロではありません。
代替え案提示してるのに断固拒否して目的押し通すのはただのクレーマーです。

バリアフリーが溶け込んでいる社会というのは歩行補助具を利用されている方や介助が必要な方でも事前連絡なしでその場にいっても即対応できる社会ということだけど、現段階ではそこまでいってない。でも今は、連絡すれば対応してもらえることが多いのでほんとすごい。それなのに、事前連絡なく行って「駅員さん集めて100キロ以上ある車椅子を運んで」っていうのおかしくないでしょうか?

私でさえ、はじめて行く駅は「エレベーターかエスカレーターあるかな?」って、できるだけ調べます。調べれなかったら当日じっくりゆっくり動くしかありません。

彼女は社会の意識改革のために問題事例作ってるのかもしれないけど、、、ちょっと強引ではなかろうか。私からすると、この問題を発してる人が車イス使ってる=車イス使ってる人の総合意見ではないのは明白ですが、他の方はどうでしょう?補助具を使って生活している人が周囲にいない場合はそういう考えに至らないことが多いのではないでしょうか?

公共施設を利用するなら、公共のマナーをしるべき。「障害者だから助けてくれて当然」って目線は周囲のことが見えてない証拠。社会にはいろんな人がいるのだから。もし誰かが特別扱いされてるようにみえてるのはまた別問題です。

既存の公共ルールがあるのだからまずはそのルール内で話し合いをし妥協点みつけあうべきで、後日、「こんなことあったけどこんなステキな対応してもらった」「結果、こんなことになったのですが皆さんどう思われる?」と声を上げ知ってもらうべきなのかなと。

しばらくして、下記の記事をみつけました。

車イス芸人さんの意見に納得できます。

車イスという道具があれば生活しやすいなら取り入れるべきだし、何より、
五体満足で生活するのになんの補助具も必要ない人でもいろんな考えがあるのと同じ。

今のところ僕が車イス利用するのは病院内での経験のみですが、今後、病院外で使うことになったらほんと大変だろうから、社会認知の広がりがほんと大切だと考えてしまいます。

世の中は、健常者or障がい者しかいないような分け方だけど、一般的な健康体には劣るけど障がい者ではないという人も私以外にも多くいるかもしれません。(社会的な障がい者認定の経緯は人それぞれだし、タイミングや自由もあります。)

今思えば学生の時から杖を常時携帯してもおかしくなかったのかもだけど、やっぱり生きるという思考のベースに「負けてたまるか」が根付いてたので本能的に拒否してたんですよね。

それがあったから逆に今、杖がある生活を受け入れれてるんだろうし、これから先、もっと補助具に頼ることになっても、メンタルが楽になるなら受け入れるんだろうなと思います。

今、補助具に頼らなきゃいけないかもと迷ってる方、まずは周囲のことは気にせず、自分がどうしたらメンタルが楽になるかが1番大事ですよ。周囲のことは次でいい。

他人から見て「大変そう」って思われても、本人のメンタルが落ち着いてたらなんとかなります。


夜、Club でVJやったりしてた時に会った人に、昼間あってよくビックリされてましたもん。

「足ひきづってるやん。どうしたん?大丈夫?」「指曲がってるやん」「手可愛い」って(笑。

夜しか会ってないとこういうやりとりが普通だったりしますが、昼だと「聞いちゃいけない」って本能働くのかもですね。日本語はとっても優秀な言語なので、相手を思いやった言葉を使って「聞く」ってことができます。聞かない・関係ない・勝手な想像でアイツはこんな部類の人間だから関わらないってのは自由ですが。

経験上思うのですが、抱えてる病気の内容は人それぞれで補助具有無関係なくメンタルが1番大事です。

文章が脱線してきたのでこのあたりで今回は終わろうと思います。

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