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30代突入目前にして、人生の生き方を変える
これまで30年弱、私はある生き方で、人生を生きてきました。
その生き方を言語化して認識したのは、ここ数年の話ですが、それが生きる希望や意味でした。
しかし、30代を目前にして、違う考え方のほうが、より自分が幸せになるのではないかと思ってきました。
つまり、生きる意味や目的が、「幸せである」という前提のもと、次のような考え方に至りました。
その2つの違いというが、以下の通りです。
高い目標を立て、その目標に向かって走り続ける。目標は高いので、死ぬまでたどり着かない。だから生きる意味がある。
現状に満足し、今の自分を受け入れる。理想を求め続けては、死ぬまで幸せになれない、だから今の自分に満足する。
前者がこれまで大切にしていた生き方で、後者が、これから大切にしたい考え方です。
2つの生き方の違いについて
1.高い目標を立て、その目標に向かって走り続ける。目標は高いので、死ぬまでたどり着かない。だから生きる意味がある。
これは、言葉通りでありますが、裏を返せば、「不安」が原動力である生き方です。
目標にたどり着かないと不幸だ!辛い!だから頑張る!
私には後退はない、伸びしろしかないのだ!!
高い目標があり、それを目指し続けるから生きる意味があり、それがないなら生きていく意味はない。
こんなふうに考えてきたから、30年弱、少しずつ成長できてきたのだと思います。
2.現状に満足し、今の自分を受け入れる。理想を求め続けては、死ぬまで幸せになれない、だから今の自分に満足する。
こちらも言葉通り、目標は目標で時期ごとにあるかもしれないですが、今の自分も立派な自分であり、その自分に満足して生きていくことです。
例えば、まわりと比較した自分だと、どうしても隣の芝は青く見え、「劣っている」と感じてしまいます。
そうではなく、「今」の「自分」だけに焦点を当て、「今」の「自分」がどうかだけを見る生き方だと考えます。
そうすれば、「友人Aに比べて年収が低いから劣っている。」「同期Bに比べて仕事が出来ないと思われているのではないか。」と思うことはありません。
考え方を変えたきっかけ
最近、ミニマリストや心理学の本を立て続けに読みました。
「ぼくたちにもうモノは必要ない」 佐々木典士(著)
超ミニマル主義 四角大輔(著)
「考えすぎない」人の考え方 堀田秀吾(著)
フランス人は10着しか服を持たない
立て続けに読んだことで、以下のことを感じました。
モノや時間、場所、ヒトに縛られない生き方をしたい
今持っているものに満足したい
よりシンプルに、単純に生きたい
自分が大事だと思う限られたもの、ことに全力を注ぎたい
いわゆる「選択と集中」です。
私自身、この生き方と完全に真逆の生活を送ってきました。
手に入れられるものはすべて手にいれたい。
いろんなたくさんの人から好かれたい、仲良くしたい。だから、誘われた予定はすべてに行きたい。
現状の私には満足できず、他の人が持っているものが羨ましく思う。
他の人と比べて劣っているから、もっと頑張らなきゃ不幸になる!
このように思っていました。
それが結局自分の成長につながり、達成感を得られ、幸せだと感じている時期もあったので、決して悪いと思わないのですが、持続可能だとは思いません。
体力も時間もエネルギーも伸びしろもある20代ではまかり通ったのかもしれませんが、30代、40代・・・と年を重ねたときにも通用するとは現時点で思わなくなりました。
だから、私はこのタイミングで、生き方を考え方を変える必要があったのだと思っています。
まとめ
「変化」というのは時間がかかり、性格を変えるのは一番大変、その次の行動を変えるのが大変だと言いますが、考え方であれば、一瞬で変えられると言います。
自分が思った瞬間に、もうすでに変わっているからです。
そうは言っても、考えだけを変えても私自分は何も変わらないので、「行動」に移すことが必要です。
例えば、「今持っているものに満足する」ために、無駄なものは買わない。
「自分が大事だと感じるものに時間を注ぐ」ために、あまり好きではない人からの誘いは断る。
など、ちょっとずつ行動に移しています。
30歳になった瞬間から、完全にこの生き方ができるわけではなく、「現状の自分、移行期間である自分」を受け入れ、楽しみながら、歳を重ねていきたいと思っています。
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