見出し画像

モビリティトレーニングの実践  MOB1 スクワットに向けたプログラム~アクティブストレッチ(11種目)~

 「歩く 拾う 持ち上げる 押す 引く 伸ばす しゃがむ など」といった日常生活で繰り返し行う基礎動作の身体能力を高めるために軸に据えたトレーニング種目ごとに プログラムを紹介していきます。皆さんの身体の状況 目標・目的によってアクティブストレッチ・コアトレーニング・スキルトレーニング・メイントレーニングの内容・組み合わせは 多様に変化できます。ここでは一例として御覧下さい!アクティブストレッチからスキルトレーニングまでは メイントレーニングで行うスクワットの序章です。 基礎動作の質を向上させ メイントレーニングの効果をより高めるためのものです。全ての過程を少量でもよいので行い 身体の変化に向き合いながらメイントレーニングに進んで下さい。量(回数・セット数・頻度等)をこなさなければ質的変化(腑に落ちる感覚)は獲得しずらいものです。継続は力なり 頑張りましょう!    

アクティブストレッチ

・メイントレーニングのスクワットに向け 脊柱の可動性(回旋・側屈) 腰椎と骨盤・大腿と骨盤の関係、胸椎と肩甲骨の関係、足関節・股関節の運動域 を意識して動かしていきましょう。

・スクワット姿勢では 床に対する下腿の前傾が十分に取れていることが大切です。下腿の前傾が不十分であると荷重量(負荷)の増加に伴い腰椎の前弯が強制されます。無駄な腰椎の前弯を起こさなければ 股関節の活動性をより高めることができます。(膝関節=膝蓋靭帯・前十字靭帯への負担も軽減できます)身体の各関節にかかる力(負担)を分配・分散させましょう。

・スクワットは背筋の強化という意識です。


ここから先は

2,651字 / 28画像

¥ 560

「ちょっとやってみようかな、マネしてみようかな」というところからカラダの使い方に興味をもってもらえれば嬉しいです。