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モビリティトレーニングの実践 MOB 4ランジに向けたプログラム ~メイントレーニング(7種目)~


メイントレーニング

・ランジ動作では 左右の股関節の動きが異なります。股関節の屈曲側では骨盤は仙腸関節で後傾し 股関節の伸展側では前傾します。歩行は この股関節(大腿骨)の動きに合わせて仙腸関節がうまく連動することで安定します。股関節の活動性を髙めるために無駄な腰椎の前弯を作らないことが大切です。股関節屈曲側の下腿の前傾(床に対する)を十分に取り 腰椎の過度な前弯や上体の前のめりに注意しましょう。上体の位置は 床に対して垂直から下腿の前傾と平行になるまでです。下肢各関節の連動性と脊柱の可動性が求められます。足部での重心移動に気をつけ ぶれをなくし 体幹を安定させて行いましょう。

・メイントレーニングで行うランジ動作は リバースランジで行います。フロントランジに比べ バランスが安定している、下腿の前傾(床に対する)をとりやすいので膝への負担が少ない、深い股関節の屈曲角度と伸展角度をだすことができるので安定性も含めて左右差を把握できる、ことが理由です。


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「ちょっとやってみようかな、マネしてみようかな」というところからカラダの使い方に興味をもってもらえれば嬉しいです。