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2022観たフランス映画で短文をつくってみた

2024年五輪に沸く パリ13区 で消息不明の アネット(姉と)の連絡が入る。
突然炎のごとく気狂いピエロ  みたいに 終電車 「ポーラX」に乗って行ってしまった。勝手にしやがれ! と怒鳴っても、お芝居でアプローズ(喝采)してもディーバ の歌声を聴いても心落ち着かない。もしも 汚れた血 を流したり拘留されてたらどうしよう。誰か姉を助けて!うなされていると、目が覚めた。彼女のいない部屋 は寂しい。

全12映画 太字:
ポーラXは苦肉策ゆえ,お許しを

2022年をふりかえってみると、フランス映画が豊作だった。しかも、監督特集はじめ、ジャン・ポール・ベルモント特集など旧作のフィルムを修復し色鮮やかによみがえったフィルム公開が多く、嬉しかった。

なぜこんなに特集が組まれたのか。
思い当たるのは、コロナ禍で新作の撮影ができなかったため?

眠ってる素材を活かし、美しく復活させる技術が進んだのだろう。
往年の映画ファンは再上映に喜び、かつ若者は伝説の名作を初鑑賞でき、良い潮流だった。

さて、コロナ禍の二年半。

監督や脚本家や俳優など製作に関わる人たち。配給や字幕翻訳や上映館など、作品と観客とを橋わたししてくれる人たち。外出自粛で家族や友とのつながりが絶たれ、本当につらかった。これは映画だけでなく、世界各地でみんなが経験し乗り越えてきた貴重な体験と時間だった。

そして、”自室で映画鑑賞できる”配信が普及したのだが、私も含めデジタル慣れしていない世代は自室で見るのではなく、大画面と良質の音響が備え付けられた映画館で、非日常の空間で映画を観たい。
感染予防対策をし、ミニシアターに行くと、私が最年少(推定)だったこともあり、一人ひとり年齢確認したわけじゃないが(笑)…シニアに映画館はやはり必要なのだ。


2022年は映画祭を含め、映画鑑賞は58本だった。
フランス映画はその内19%を占め、映画録に感想を残している中、3本だけピックアップ。よかったらポチリと読んでみてください。


2023年、新作も旧作も
わくわく、どきどき、はらはらの
面白い映画にたくさん出会えますように。

ところで、本職のお仕事が減り、秋以降自分時間が増えるはずが、逆にデスクワークに時間取られて、ミニシアター通いがままならない。
今年はもうちょい効率よく観るからね!


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