選ばれなかったことがスタート。次まで行動し続ける自分が未来を変える
「選ばれない」経験は誰にでもあると思います。
全身全霊で望んだ結果選ばれなかったときは、ショックでもう何もできないと感じることもあるでしょう。
私も選ばれないことが多い人生です。受験で第一希望の大学に受からなかったとき、就活でずっと内定が出ないとき、転職が決まらないとき……
どんなに落ち込んでも人生は続くので、どうにか前を向かないといけません。
選ばれないのは自分だけじゃない
そんな辛いときが今をきらめく、この人にもあったと思うと希望が出てきます。きっとこの先の私も、あの人みたいに輝く未来が待っているはず。そんな希望をくれる本を紹介します。
著者の阿部広太郎さんも、選ばれない経験をたくさんしています。
中学3年生で始めたアメフトを大学までの8年間経験し、慶応義塾大学に入学。その後電通に入社し、現在はコピーライターとして活躍している。(Wikipediaより)
この経歴を見ると輝かしいばかりだが、想像できないほどの挑戦と失敗をしてきたそうです。入りたい部活に日和って入れなかった中学生。希望ではない部署に配属された社会人。クリエイターに向いていないと言われて、コンペに引っかからなかったこと。
けして才能の人ではなく、努力の人だとひしひし感じる内容でした。
落ちた人でも行動していい
おそらくこの本の中核は、阿部さんが主催した「企画でメシを食っていく(企画メシ)」に落選した人の話です。
ずっと阿部さんの半生が語られているのですが、私はこの話が特に心に響きました。
企画を仕事にしたい人は五万といる中から、この企画メシに参加できるのはほんの一握りだけです。選ばれなかった経験のある阿部さんは「応募してくれた人にも会いたい」と、落選した人たちと話す場をもうけました。
その場の帰り道に落選した人達でも何かしたいと、自分たちで企画する話が盛り上がりました。期限は企画メシが終わる半年後。そこで本職もある中、集まっては企画しイベントを成功させました。
本当にこの企画に応募した人たちは、企画が好きという気持ちが伝わってくるエピソードでした。注目したいのはこの「好き」の気持ちではなく、「行動した」ところです。
落選してしまったらほとんどの人ががっかりして、次の行動に踏み出せなくなるでしょう。
「自分にはこれをやる資格がない」と、落ち込んでしまいます。
でもそうではなく、事実は企画の参加に落選しただけ。それはその人の資格を決めているわけではありません。
その後に自分たちで動いていい。
自分で学び続けていい。
もう一度チャレンジしていい。
ここで人生が止まった訳じゃありません。
幸せの色メガネをかける
この本の中で印象的だった一節を紹介します。
「自分には無理」と思うことは簡単でも、今までこんなことができたから「これもできるはず」と考え方を変えるだけで、未来を切り拓けるかもしれません。
幸せな色メガネをかけるのは難しいかもしれないけれど、手に入れればきっと未来は大きく変化するでしょう。
落ちたことに絶望してる時間はありません。
選ばれなかった私たちは、今ある中で次に選ばれるための戦略を考え続け選ばれる日に備えましょう。
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