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素朴なりんごのおやつは朝食べるとおいしい

りんごのおやつが好きだ。

私は、今あるお教室に毎週通っている。通っていると言ってもweb上のやつだ。

その先生が、毎回暮らしに関する素敵な提案をふわりとして下さる。

このふわり加減は絶妙である。こんな雰囲気をまとえる先生がすごいと思う。

そんな訳で・・・私は、自分の生活習慣を少しずつ変えるようにしている。


そのうちの1つが「ゆっくり食べること」

食べ物をゆっくり噛むと、ファストフードなどの食べ物と玄米菜食などの素材の味を生かした食べ物では、噛んでいくうちに味わえる味が違ってくるというのだ。

まず口に入れたら、持っている箸を置いてしまう。

そしてゆっくりと噛む。

「けっこうやってみると暇なんです。」と先生は微笑みながら話された。

噛んでいるとだんだん口の中で形がなくなっていくのはわかるが、あまり個々の味の違いまでは感じられていない。しばらく続けようと思う。


ここで唐突だが、少し関連もある、タイトルに挙がっているりんごのおやつの話をそろそろしたい。

まず「りんごのおやつのレシピをどのように入手したか」という話から始める。

先ほどのお教室。資料については、先生が郵送で送って下さった。

それと一緒にとびきりおいしいクッキーと風味豊かなコーヒー粉がレターパックにおまけで入っていた。

クッキーは徳島県の神山の桜の花びらが練り込まれたもので、小さいけれどどっしりとしていて、食べるとお腹がいっぱいになった。

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そのおまけと一緒に入っていたチラシに「簡単りんごケーキ」のレシピが載っていたという訳だ。

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私は急にこれを作ってみようと思った。

りんごがあったので取り掛かる。

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粉末系や卵を混ぜる。

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りんごを切って、フライパンでバターを乗せて焼く。

りんごに少し焼き色がつく位焼いて、さっき混ぜた生地を流し込んで待つ。

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できました。

<良かった点>
・簡単
・素材はその辺にあるものでいい。
・オーブンを使わない
・時間があまりかからない
・砂糖不使用
・子供も手伝えそう

<残念な点>
・意外と今回、我が子が作るのを手伝ってくれなかった。

さて、実食!
(とんねるずの食わずぎらい王決定戦みたいなアナウンスっぷりで読んで下さい。)

どうなんだ?

どんなだ?

味はどうなのか?

判定は?


夫と娘からは「おいしい」と一言。

私も食べてみる。
砂糖を使っていないので、生地には甘みがない。
しかし、りんごのうっすらとした酸味と、焼いたりんご独特のやわらかな歯ごたえと甘み、バターの食欲をそそる風味が効いていて、大変素朴であるが、おいしい。

たくさん作ったので、食べきれない分は次の日の朝食にしようと思い、冷蔵庫にしまった。

次の日の朝。

私は眠気が残る頭を携えて、何とかネジを巻けるように意識を調整していた。

ぼんやりとしている頭をキリキリと巻いている時に、ふと昨日作ったりんごケーキが残っていることを思い出し、冷蔵庫から取り出して机の上に置き、一口食べて、ゆっくりと噛んでみた。


もぐもぐもぐ。

りんごのケーキは昨日よりおいしさを増している気がした。

おいしい理由はわからないが、今はこの食べ物を味わいたい。

もぐもぐもぐ。


咀嚼していると頭のネジが一緒に巻かれているような気がする。


もぐもぐもぐ・・・きりきりきり。

素朴な味が朝のこの気分にぴったりだ。

たまにはこんな朝でもいいのかも。


何か、新しい感覚が芽生えることを予感させるような、りんごのおやつの話でした。

おしまい。

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