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ブルーピリオド展に行って、青のソーダと青春を感じてきた話

ハロー!

くまです。

(この出だしはnoterさんのみいちゃろさんの完全なるパクリです)

(かわいいので一度真似したかった)

皆さんはどんな残暑をお過ごしですか?

私は先日娘氏と「ブルーピリオド」と言う漫画の

美術展におでかけしてきました。


場所は以下の会場で開催されています。

会場 寺田倉庫G1ビル
住所 東京都品川区東品川2丁目6−4
会期 2022/6/18-2022/9/27

まだまだ9月も開催中です!

今日は「そこへ行ってきたぞ!」という報告をしたいと思っています。

「ブルーピリオド」は月刊アフタヌーンという雑誌で現在も連載中の漫画です。私と娘はコミックス派なので、最新刊の12巻までは内容を追っかけている感じです。あらすじとしてはさらっとしてますが、わかりやすいので以下を参照してください。

絵を描くことの楽しさに目覚めた主人公を中心に、美術大学受験予備校や入学試験での苦悩、東京藝術大学の学生として美術を学んでいく姿を描いた青春群像劇。

wikipediaより

「ブルーピリオド」ということば。

これは画家のピカソが青春時代に描いた絵の画風を指しているそうです。そこから転じて苦悩を抱える青春時代を表すことばとして使われているとのこと。

主人公の谷口八虎くん

この子が高校生の時からお話が進んでいくのですが、私が一言でこの子を表すならば、とにかく「器用で不器用」な人なんです。
読んでいる時は完全にお母さん目線で「あらあら、まあまあまあ」と思いながらページをめくっています。
それと同時に美術界隈の話や美大の話も当然ながら盛りだくさんで出てきますので、通信制の美大に通学中の今の私にも、非常に胸熱な内容となっています。

パッと見なんでもできちゃう八虎くんが、学校での勉強やスポーツや友達関係とは違って、数値化できない世界でもがき苦しんでいる場面が非常に多く、気づいたら、誰かの何気ない一言に苦しめられていたり、自分の固定観念から抜け出せなかったり、主人公が悩みまくっている印象が強いのです。

でも、わかるー....と思いました。学ぶこと、前に進むこと、やはり紆余曲折があり、苦悩があり、もちろん楽しさや誰かと分かち合える瞬間もあります。

私は娘がオススメしてくれたのでこの漫画に出会うことができました。
そして、日頃からの娘への感謝の気持ちを込めて、今回は美術展に出かけたという訳です。

漫画についてはこれくらいにして、次は美術展のお話にうつります。

これが会場入り口
森先輩の絵

入って2枚目の絵がこれなのですが、これは「森先輩」という

ちょっとおっとりしているけど、芯を感じるキャラクターです


主人公の八虎の1歳年上の先輩で、美術部の部長さんなのですが、八虎が絵に興味を持つきっかけになった絵を描いた人物です。

八虎がこの絵に出会って心を奪われるシーンは圧巻です。

ここから話ははじまります。

先輩の絵のテーマは「祈り」

そのシーンが再現できるということで、この絵の前で写真が撮れますよ!と書いてあったのですが、後ろから人が来ていたので撮れず....(娘が思春期なのでおかあちゃんばかりはしゃいでも恥ずかしいだろうなぁという思いも抱きつつ)

漫画のワンシーンがパネルになっています
これは動画でした。壁面が青い世界になって、八虎くんが感じた早朝の美しい渋谷の青を再現してくれています。

展示されている絵は単純に飾られているだけではなくて、このような仕掛けが随所に施されています。

おさげの男の子、橋田くんからのクエスチョンです。自分が「買い付けたい絵」にシールを貼って投票します
私が選んだのはこれ。
娘はこれを選びました。
裏には解説が描かれていました。
私の選んだ絵は「クリムト」の作品でした。漫画では色の配置に注目した解説を先生がしてくださっています
八虎くんの入試の時に描いた絵です。まわりには同じく藝大を受験したキャラクターの自画像が飾ってあります
足元には受験の時に割れてしまった鏡が再現してある。芸が細かい!
縁の絵。溶鉱炉に例えてます。このエピソードも好きです。
キャラクターの石膏像が飾られていました。
モチーフとなった石膏像とプルーピリオドキャラクターのコラボです。この横にキャンバスがあるので、横で石膏像を見ながら実際に絵を描くことができます。描いた人の作品が壁に飾ってありましたよ〜。皆さん上手だった
この絵が好きでクリアファイルもゲットしました。みんながわちゃわちゃしている雰囲気が好き
カラーイラスト綺麗でしたねー
藝大に受かった八虎くんを再現するワタクシ。(撮影は娘)入場チケットが受験番号の紙になっていました

上の写真でおわかりかと思いますが、私はこの日は青のワンピースを着て行ったんです。
「プルーピリオドだから青でしょ!」と軽い気持ちで行ったら、こんなものを入場口でプレゼントして下さいました。

デフォルメされた絵がかわいい!ステッカーです
SNS投稿するって申告しなくてもそのままプレゼントされました。この記事がその投稿にあたると思いますのでそれで勘弁してもらおう。

このほかにも美術展の開催されていた天王洲アイルで、近隣施設とのコラボ(脱出ゲームとかあったらしい)がたくさんありました。私たちは全部は行けなかったのですが、カフェのコラボ商品だけ楽しんできました。
青のクリームソーダを娘は頼んだのですが

これこれ
透き通る青が涼やか。夏を感じますね。

娘は「あー炭酸つらい!」と途中でギブアップ。その姿を見て『私の娘だな....』と思いました。(私も強い炭酸が苦手です)

彼女は美術展自体は大変楽しんでいましたが、家での引きこもり生活が長く、夏の日差しの暑さもあり、道中は疲労困憊な様子。休憩を多めに取りながらの移動でした。私より体力ない10代.....。それはあかんやろ。

「だめだー体力ないね」と娘自身もこの日は気づいたようで、次の日から自宅周囲のお散歩をするようになりました。「夏休み明けの学校は行ける気がする」と話していたのですが、この体力作りの成果?なのか、今朝は学校に行く姿が見られました。
頑張ったな〜娘氏!

ブルーピリオド展、まだまだ9月も開催しているようなので、お近くの方はぜひ遊びに行ってみて下さい。
今はバーバリーともコラボしていて、かなり熱いですよ〜。

今日はお出かけの報告でしたー。読んで下さりありがとうございました。

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