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グラコロって小麦ばっかりじゃんっていうけど、むしろ人類の叡智・歴史を感じません?

マクドナルドのグラコロ(グラタンコロッケバーガー)、美味しいですよね。12月に入って販売開始されたので僕も先日食べてきました。

美味しそうに撮れなくてゴメンよ(笑)

で、グラコロの時期になるとよく言われるのが「グラコロってほとんど小麦粉じゃん」っていうツッコミです。

グラコロの成分

もちろん言ってることは正しくて面白いんですけど、、(笑)そこでただ笑うだけじゃなくて、逆に人類の叡智・歴史を感じるような気がしませんか?というのが今回のお話です。

だって小麦って、元はこんなんですよ?

小麦

これを粉にして、練って、焼いて食べるくらいは、まあ分かります。これが古代のパン(無発酵パン)ですよね。グラコロでいえばバンズの原形になります。
でも人類はそれだけでは飽き足らず、マカロニ(パスタ)にしたり、ホワイトソースにしたり、コロッケ(の衣)にしたりしたわけです。そしてそれらを合体させた究極の小麦料理、それがグラコロなんです。

せっかくなので、それぞれ発祥の時期・地域をまとめてみます。
・パン:紀元前6000年~。古代メソポタミア(現在の中東(イラク))
・パスタ:1400年~。イタリア。
・グラタン:1800年~。フランス。
・コロッケ:1700年~。フランス?イギリス?諸説あり。
・グラコロ:1992年~。日本。


パンなどの各小麦料理が日本に伝来して、日本マクドナルドが1992年に合体させてグラコロが誕生したわけです(海外のマクドナルドにはなく日本マクドナルドのオリジナルだそう)。こういう風に考えると、グラコロも人類の歴史が詰まってるって感じがしてドラマチックじゃありませんか?

みなさんも良かったら歴史を感じながらグラコロを食べてみて下さい。
最後まで読んでくれてありがとうございます。それではまた別の記事で。


追伸:ちなみに味噌汁も日本人の、大豆の歴史を感じることができるかもしれません(笑)

味噌汁は大豆だらけ



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