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家に何か一つだけお酒を置いておくならウイスキーがオススメ!!って話

こんばんは。僕は昔、お酒にめちゃくちゃハマっていた時期がありまして。そんな時期をしばらく過ごして、最終的に出た結論がタイトルにもあるように「家に何か一つだけお酒を置いておくならウイスキー」だったんです。今でも色んなお酒を買って飲みますが、常備してるのはウイスキー(ジンビーム)だけです。
今日は僕がそんな結論に至るまでの物語をお話したいと思います。

※記事が結構長くなってしまいました。ウイスキーをオススメする理由だけを知りたい方は、目次から"ウイスキーのどこが素晴らしいのか"まで飛んでください。


お酒にめっちゃハマってた頃

大学生の頃から飲み会が好きだったんですが、大学時代は実家暮らしだったこともあって家ではあまり飲みませんでした。
その後、社会人になって一人暮らしするようになって日頃何を食べるか飲むか、キッチンや冷蔵庫に何を置くか、なんかが自分の自由になったんですよね。そうなって自分の中の酒好きの血が目を覚ましました。
スーパーに行くたびにどんどん新しいお酒に手を出して、だんだんスーパーの品揃えじゃ満足しなくなって酒屋をいくつも回るようになっていきました。そのうちにキッチンにラックを置いて、お酒の瓶を並べるように。バーのように並べたお酒を眺めながら、食事ごとに「今日はどれにしようかな~?今日は○○料理だから…」みたいにして選ぶのが至高のひとときとなりました(笑)(ビールや一部のお酒は冷蔵庫に入れてましたが)
当時揃えていたお酒というと…
・ビール
・ワイン(赤・白)
・日本酒
・ウイスキー
・ブランデー
・ウォッカ
・ジン
・テキーラ
・カシス
・梅酒
あたりですかね。
あと、割材(ソーダ、ジンジャーエール、コーラ、トニックウォーター、ウーロン茶)なんかも常備してました。凝り性なので、お酒ごとに適したグラスを用意したり、氷にこだわったりもしてましたね。

なぜこんな風にちょっとしたバーみたいにしてたかというと、もちろん単純に「色んなお酒飲みたい」とか「カクテル色々作ってみたい」って思いもあったんですけど、一番は僕はお酒と食べ物との相性(マリアージュ)にこだわるタイプだからなんです。毎日、色々なものを食べますが、それにピッタリ合ったお酒を飲みたい!って思っていて。もっというと食べ物だけじゃなくて、その日の体調とか、気温とかも含めて、その瞬間の自分にピッタリのお酒が飲みたくて。
例えば代表的なところだと、美味しい牛ステーキ食べるなら赤ワイン、刺し身なら日本酒みたいな。季節だと夏はキンキンに冷えたビール、秋はワイン、冬は日本酒を熱燗で、といった具合。
社会人になってからは自由に使えるお金も増えたので、そんな日々を数年間過ごしていましたね。


思う所あってそんな生活も終わりに

しばらくそんな生活していたんですけど、いくつか問題も起きてきます。
まず、ワインは開けたら早めに飲まないといけない(酸化して味が落ちてしまう)ので、ついつい飲み過ぎちゃう。赤・白と揃えておいて、両方開けたりすると1人で連日ワイン飲んだり、それとは別に飲みたいお酒を飲んだり。
次に、単純に飲みすぎ・食べすぎです。目の前に色々なお酒があるとちゃんぽんしやすく(色んなお酒を交互に飲みやすく)なってどんどんお酒が進んでしまうんですよね。そしてそれと同時に色んなおつまみも食べてしまって食べすぎに、、。ダイエットしないといけないなぁって思い始めました。
そんなこともあって、徐々にこの状況(お酒に囲まれてる生活)を見直そうという気持ちになりました。


とはいえ全部好きなんだよねぇ

家に置くお酒の数を減らそう!と思い立って、では何を削るか?という話なんですが、全部色んな思い出があったりコダワリがあったりして、削るのは大変苦労しました(笑)
たとえば一言にジンって言っても色々種類があって、飲み比べて、コスパや入手しやすさも考えて、自分にぴったりのジンはこれだ!って選んだりしてたんですよね。(ちなみにジンはボンベイ・サファイアを選んでました)そうすると、どのお酒も愛着が沸いていて、、、。
でもキリがないのでエイヤッて思い切って削っていきました。

カクテル系のウォッカ、ジン、カシスあたりは割材も冷蔵庫の場所を取るので削って。日本酒は熱燗が好みで、冬は活躍するのですが年間通しての出番は少なめなので削りました(あと醸造酒なのでワインと同じく開封後は味が変わりやすい)。梅酒は甘くて、合う料理を選ぶので削ることに、、、。

そうやって削っていくなかで、今回の「家に1つだけお酒を置くなら?」というテーマを考えるようになりました


決勝戦はウイスキーvsビール

削っていて、最後に残ったのはウイスキーとビールでした。

僕はビールはほぼ唯一のどんな料理でも合うお酒と感じていて、かなり強力な選手でした。そして夏はおつまみ無しでビールだけひたすら飲んでいても、とにかく美味い。ただ、弱点もありました。それはアルコール度数が低いことと、かさばること。
僕はアルコールにめちゃくちゃ強いってほどではないですが、ビールだけだといくら飲んでもほとんど酔えません。ビール飲んでいるとトイレが近くなって、たぶんビールを飲むスピードと体がアルコールを処理するスピードが同じくらいなんです。だから、ビールは美味いは美味いんですけど酔いたいときには向かないんですよね。
そしてアルコール度数の割にはかさばる。ビールは缶入りなので保管するのも買ってくるのもかさばるんですよね。ウイスキーなら小瓶でもしっかり酔えて一晩~二晩は持つのに、ビールだと大きい缶で何本も必要になります。

コンビニで買える小瓶ウイスキー

というわけで、ウイスキーが勝ち残りました。前置きが長くなりましたが、それでは本題。ウイスキーのどこが素晴らしいのか?


ウイスキーのどこが素晴らしいのか?

いろんな飲み方ができるところ

ウイスキーが偉いところのほとんどはコレ!色んな飲み方ができます。ストレート、ロック、ハイボール、水割り。あとはカクテルにもできますね。その他にも色々飲み方ありますけど、ざっくりこんなところ。
なぜ色んな飲み方ができると偉いのか?というと自分の気分・体調や料理に合わせやすいからなんですね。前述の通り、僕は料理との相性を気にするタイプなので、飲み方を変えて料理とフィットさせることができるウイスキーは万能選手で本当に頼もしいんですよね。
では、それぞれの飲み方とオススメの料理など紹介します。


ストレート

ストレート
これは何も割らずにショットグラスに注いで飲む飲み方。
料理やおつまみは無しか、ビーフジャーキーみたいな濃いめの乾き物を添える程度がオススメ(いきなりマリアージュとか関係ない飲み方になってしまった(笑))
なにより大事なのは、チェイサー(水)を用意すること!ストレートでウイスキーを少し舐めて、熱くなった喉をチェイサーで潤すのがとても美味しいです。チェイサーは適当な水道水でなく、ミネラルウォーターに氷をたっぷり入れて。おつまみは水みたいな感じ。
好きな音楽をかけたりしながら、ゆったりとお酒や自分と向き合いたいときはこれですね。
また、ストレートに水を数滴だけ垂らすと香りが広がります。チェイサーの水を少しだけ垂らしたりするのもオススメ。


ロック

・ロック
つづいてはロックです。氷を入れて飲む飲み方。
氷を溶かしながら、味や温度の変化を楽しみます。氷を揺らしながら、眺めながら飲めるのが楽しい。
アルコール度数が高いので、チェイサーもあってもいいですね。料理でについてもやはりアルコール度数が高いので濃いめの料理がいいです。具材でいうとベーコンやソーセージ、風味の強い野菜(緑黄色野菜)とか。あとは個人的には赤身の刺し身とかも好きですね。
氷は普通の冷蔵庫に付属の製氷機だとすぐ解けてしまうので、できれば大きい氷を買ってきたいところです。でも僕がよくやっているのはタッパーに水を入れて大きい氷を作って、アイスピックで砕いて使うやり方。こちらの方がさらに大きい氷を作れるし、好きなサイズにできるので。
映画やドラマを見ながら、ゆっくり飲む場合にオススメ。

ハイボール

・ハイボール
次にハイボール。ウイスキーをソーダで割る飲み方ですね。氷もしっかり入れてください。お好みでレモンを加えてもよいです。
ハイボールは本当にどんな料理にも合います。困ったらハイボール。これでだいたい正解。個人的にはビールくらい守備範囲が広いと思っていて。ハイボールがあるので決勝戦でビールが負けたと言って過言ではありません。割る手間はかかりますが濃さも自由にできるところが強みですね。
ハイボールに合う料理ですが、よくCMなんかで唐揚げと合うってやってますけど大賛成ですね。揚げ物全般いけます!脂っこいものなんかもレモン多めにするとさっぱりしてどんどん飲めて食べられます。
薄めにすれば繊細な味わいの料理にも合います。煮物とか、白身魚とかですね。
繰り返しになりますが、ハイボールはだいたいどんな料理にも合います。自分の好みと料理に合わせて、濃さやレモンの量を調節すればなおよし。


水割り

・水割り
ウイスキーを水で割ったものですね。ウイスキーと水を1:1にしたものはトワイスアップといいます。
この飲み方はワインの代わり的なイメージ。ウイスキーの香りを楽しみつつ、すすーっと軽く飲めます。ハイボールと違って、ソーダ(ウィルキンソンなど)を用意してなくても作れるのも便利です。またハイボールと違って炭酸の刺激がないので、よりウイスキーの味・香りに集中できます。
料理は魚料理やサラダがオススメ。あとは普通に主食(炭水化物)全般とも相性がよい。パスタとかもいいですね。


カクテル(コークハイ)

・カクテル
”カクテル”なんてカッコつけて書きましたが、要するに余ったジュースで適当に割るのもいいです(笑)
コーラで割ればコークハイ、ジンジャーエールで割ればジンジャーハイボールです。そして、そんなノリで、他のジュースでも炭酸ならだいたいいけます。夏なんかは新作の炭酸ジュースが出るのでよく冒険します。

以上のように、飲み方が色々できて、色んなTPOに合わせられるのが本当にウイスキーの偉いところです。


入手しやすいところ、安いところ

ウイスキーの素晴らしいところ2つめ。一口にウイスキーと言ってもピンきりですけど、基本的にはコンビニに置いてあるもので十分に美味しい!そして値段も手頃なのがSo Goodです。
入手しやすく、値段もお手頃でオススメのウイスキーはジンビームです!アメリカのウイスキーで、特にハイボールが得意なイメージ。飲みやすくて相方(料理)を選びません。

ジンビーム

もう少しお金を出せて、もう少し手に入りにくいお酒でもいいなら、白州がオススメ(個人的には最高のウイスキー)。日本のウイスキーなので日本人は好きになりやすい味だと思います。白州ハイボールは至高。ストレートも爽やかでありつつ香りや味もしっかりしていて大好きです。ラブ。

白州


保管しやすいところ

ウイスキーの素晴らしいところ3つめ。ウイスキーは蒸留酒なので普通に瓶のフタをしっかりして、日の当たらないところに置いておけば長い期間置いておけます。少し飲まない期間があっても無問題。冷蔵庫も圧迫しないし、味が落ちちゃう!って心配することもありません。
そんな状況で保管していても、ウイスキーは飲むときも冷やしておく必要がないので、飲みたくなったらすぐ飲めます。事前に冷やしておく必要があるお酒(ビール、チューハイ、一部のワイン)などよりもここらへんは便利です。

ウイスキーの素晴らしいところはこんなところです。どうですか?このあたりを考慮するとウイスキーしか勝たん!という結論になりました。他のお酒だとこうはいかないんですよね。


おしまい

とはいえ、やっぱりウイスキーで他のお酒の代わりを完璧にはこなせません。ウイスキーさえあれば他はいらんとはならなくて。ビールののどごし、ワインの香りのマネはできませんし、梅酒や日本酒の原料に由来する独特の甘さはウイスキーを何で割ってもマネできませんね。

だからあくまでどうしても1つに絞るならっていう場合の話です。僕はダイエットしたい(自分の体も、おうちに置くお酒の数やグラス、割材も)っていう目的があったので、絞っていく必要があって。その結果、今はウイスキーだけ常備しています。よくあるじゃないですか?「無人島に一つだけ持っていくなら?」っていう話のネタ。あれみたいな感じです。

もしもこれをご覧の皆さんも何かお酒の軸みたいなものを探しているなら、ウイスキーを軸にしてみることをオススメします!この記事でウイスキーの素晴らしさを少しでも共有できていれば幸いです。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。


おまけ:焼酎のはなし

実はウイスキーとほとんど同じことをできるお酒があります。そう、焼酎です。芋焼酎なんかは特に有名だし、好きな人も多いですよね。飲み方もたくさんあります。ウイスキーと同じく蒸留酒なので保管も楽で、安くて手に入りやすいです。焼酎の原料によって、味・香りもいろいろあるので、もしかしたらウイスキーよりも焼酎の方がピッタリ合う方もいるかもしれません。そういう方はこれまでの記事の「ウイスキー」を「焼酎」に置き換えてもらえれば、、。

でも、僕の場合はどうしても焼酎の味や香りが好きになれなくて、断念しました(笑)いろいろ試したんですけどね、、。だから、前述のお酒にハマっていた頃にも、焼酎だけは家に置きませんでした。思い切って置くたびに、全然美味しく思えなくて、全然減らなくて苦痛でしたね(笑)
基本的にお酒全般好きなので、好きになれないお酒があるのが悔しくて、自分にも好きになれる焼酎があるはずだ!と思って色々飲みましたがほとんど駄目でした。
(ほとんどということは、例外もあるってことで、、、。実は1つだけ好きな焼酎があります、、が、この話はまた別の機会に。記事が長くなりますぎました(笑))
それでは、また。


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