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人生を変えた本・支えてくれた本

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#日々徒然

何者にもなれず憂いていた私の背中を押したエッセイ『切ないOLに捧ぐ』

何者にもなれず憂いていた私の背中を押したエッセイ『切ないOLに捧ぐ』

「人生を変えた本」の1冊目は最初から決めていた。
脚本家の内館牧子さんが書いた『切ないOLに捧ぐ』(講談社)だ。

この本は、内館牧子さんがOLをしていた頃のエッセイだ。発刊は1992年。今から30年も前の本になる。書かれている内容はさらに時代を遡るので結構古い。
「13年半勤めた会社を昭和58年に退職した」と書かれているので、おそらく昭和45年〜58年(1970年〜1983年)の頃の話だ。
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