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【マヤ暦の源泉「13の月の暦(ドリームスペル)」】

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13の月の暦に関するマガジン By 時間芸術学校クリカ <www.kulika.com>
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2018年4月の記事一覧

「太陽の紋章」と「銀河の音」のキーワードについて



「太陽の紋章」と「銀河の音」のルーツを確認した事で、全ての情報源である『ドリームスペル(13の月の暦)』(*1)にはキーワードだけがあり、文章化されたものは全て、特定の日本人数名が勝手に付け加えたもの、つまり古代マヤで定められたものではなかった、という事実を明らかにした。

さて、「銀河の音」のところで少し翻訳についても触れたので、今回は、そのキーワードに少し深入りして説明をしておこう。

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マヤ暦「銀河の音」の起源

マヤ暦「銀河の音」の起源

「銀河の音」という言葉で検索すると、マヤ暦、神聖暦、ツォルキンという言葉を使ったサイトがズラーっと出て来る。試しに説明を見に行ってみると、まるで中米マヤで使われていたマヤ暦の言葉だと勘違いするような作りになっているものが殆ど。だが、既に【マヤ暦「太陽の紋章」の起源】に書いた通り、それらは実はマヤ暦のものではない。

という事は、それらのサイトはいずれも、情報の出所を知っていながら誤魔化しているか、

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13の月の暦 マヤ暦「太陽の紋章」の起源

13の月の暦 マヤ暦「太陽の紋章」の起源

日本で「マヤ暦」と呼ばれているものの殆どは、米国のホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻が1990年代に発表した『ドリームスペル(13の月の暦)』(*)に由来を持つもので、マヤ暦そのものではない。

その見分け方については、2011年刊の拙著『マヤのリズム』やブログ【13の月の暦」の大基本】にまとめた通りで、世界ではどのように識別されているのかについても、【「13の月の暦」のアプリ】という記事で具体

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13の月の暦 ドリームスペルweb公開ページOPEN!(KIN70)

13の月の暦 ドリームスペルweb公開ページOPEN!(KIN70)

「ドリームスペル日本語版キット」(2004年リリース第1版2,000部、2012年リリース第2版3,300部)の公式窓口からの配布はすでに完了しており、今後再版の予定はありませんが、この度、ドリームスペル日本語版制作チームによる協議の結果、日本語版資料をWEB公開することといたしました。パン・ジャパン・ライブラリー別館(*)にて昨日より公開が始まりましたのでご案内します。(*パン・ジャパン・ライブ

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13の月の暦の大基本

13の月の暦の大基本

(こちらの記事はブログ「シンクロニック・ダイアリー」からの転載です)

■スペクトルの月8日(G5/9)KIN246 白い水晶の世界の橋渡し(by D)

グレゴリオ暦(以下G暦)の手帳やカレンダーが新年の2,3ヵ月前には店頭に並び始めるように、G暦7/26から新しい「黄色い水晶の種の年」が始まる『13の月の暦』では、そろそろ新年度の手帳やカレンダーが出回り始める季節。

それは同時に、この暦に

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