SNSやネット、そして現実社会において、今後も絶える事ない誹謗中傷。皆さんアドバイスとして気軽に『見なければ良いんだよ』『勝手に言わせておけばいい』『無視が1番』と言っていませんか?それは最低な言葉です。というお話

 コロナ禍に起きた、日本でのネットの誹謗中傷によって命を絶った木村花さんの事件によって、ネットでの誹謗中傷に対する法律が出来ました。

 実際に、それで何件もの訴訟が起き罰っせられた人が続出しました。
しかし、今もなお攻撃対象のアカウントに直接『死ね』などの到底議論なんて言えない低俗なただの個人の憂さ晴らしによる誹謗中傷がネットでは行われています。
結局、相手が訴えて来ない限りは大丈夫と思っているのか、学習能力がなく法律によって罰っせられる立派な犯罪である事すら未だに知らないのか、何も考えずただ憂さ晴らし・ストレス発散を瞬発的にしているのか、妬み嫉みで攻撃しているのか、様々な理由で今現在も絶える事なく匿名で陰湿に行われています。

 私自身も過去にネットで話題になり、所謂バズるというものを全国レベルで経験した際に誹謗中傷をネットでも現実でも匿名で受けた経験を持っています。
木村花さんの事件の前でしたので、酷いもんでした。私に直接してきたもの以外でも、陰湿に名前や写真を挙げて誹謗中傷が行われていたそうです。

私が長瀬智也さんに似ているという事で話題になったのですが、その際にご本人やそのファンに対して失礼のない様に、【モノマネ芸人さんがよくする《過剰なディフォルメ化による笑いを取るための表現》というものをしない】と公言し実行していたので、多くの彼のファンの方からは好感を持って頂けており、その方々がファンサイトなどでの一部の人が陰湿に誹謗中傷を書き込んでいる事やその人達は粘着質にSNSをフォローし何かにつけて私の言動に対する文句を書き込んでいる事が不快で、そういう事しているのはほんの一部の人間で多くの彼のファンは好感持っていますと教えて頂くことができました。

 私も、気にしないのが1番と攻撃対象になる前は思っていました。
しかし、実際に受けると想像しているダメージとは全く違うものでした。なので私はその事をSNSで知ってもらおうと発言しました。でも結果は変わりませんでした。即答で『そんなの気にしないのが1番ですよ』というこちらの体験談を加味する事なく、ただ《気にしない・見ないのが1番防衛》という知識を伝える事で、自分は良い事を相手に伝えていると勘違いしてしまっている人が沢山コメントやDMをしてきました。

正直、その考えのない一方的な
《気にしない・見ないのが1番防衛》という言葉が、より一層私を苦しめました。

私は結局、色んな陰湿で卑怯な誹謗中傷を心から気にしないでいられる様になったのは2ヶ月ほど経ってからだったと思います。2年以上前の記憶なので、もしかしたらもっと掛かっていたかもしれません。

残念ながら、これは体験した人にしか理解できない気持ち・想いなのかもしれません。
しかし、大半の人は、実際に卑怯で低俗な誹謗中傷を受ける当事者になるとそんな直ぐには割り切れず、それすら理解もされず、陰で苦しんでいるという事を少しでも知ってもらえる人が増えると良いなと思い、記事にしました。



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