同じ道
ヨーガ講師です。
いつだったか、
ブルーノ・タウト著「忘れられた日本」
を読んだ時に「茶室にこそ究極の美しさがある」
と言うような事が書かれていて、
タウトのいう美とは何かな?と知りたくて
茶道を始めました。
きっかけは単純でしたが、今はもっと、とてつもなく大きな「茶の湯」の魅力に惹かれています。
先日のお稽古で、あることに気がつきました。
あるお道具を扱っている時、
「右手でとり、左手を添えて、右手で置く」
戻す時にふと、、
右手、左手、右手と
来た道を辿るようにお道具を扱ってる!
今更のような感じもしますが、覚えることが沢山あり
今まで気がつかなかったのです。
気がつけなかった。
頭ではなく
感覚で気がつくことができました。
更に、お道具の扱いのみならず
茶室に入る時から一連の流れ全てが、
ということに気づいた時の衝撃!
いつもヨガレッスンで大切にしていることは
「ポーズに入る時と解除する時」
来た道を辿るようにしてポーズを解除していく事。
同じだ・・
前記事〈自己更新を考える〉↓
https://note.com/kukoyoga/n/n47eb0fef4728
やはり、大切なことほどシンプルなのかも。と感じた6年目の春。
建築家ブルーノ・タウトの言う「美」とは、何もかも全て含んだ上での事なのかな。。いつかわかる様になりたいです。
今年の初釜での写真
なぜか襦袢が出ています。着付けもまだまだこれから。