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「自信がない」の正体は…?

セッション中、こんな言葉を聞くことがあります。
 
「私なんかに、この先何ができるかと思って…」
「自信がないんです」
「自信が持てたらいいなと思っています」

「自信がない」

過去の私もよく口にしていました。
 
でも、今はもう「自信がない」という言葉を使わなくなりました。
「自信がない」の奥にある、本当の気持ちに気づいたからです。


そもそも「自信がある」ってどういう状態なんだろう?



「自分に自信がある」とは、文字通り「自分を信じられる」という状態のことです。

自己肯定感が高い人のことを「自信がある人」と捉える人もいるようですが、私の考えはちょっと違います。
 
自信がある状態は、自己肯定感が高いのではなく、「自己効力感」が高い状態のことを言うのではないでしょうか?


自己効力感とは
自己効力感またはセルフ・エフィカシー(self-efficacy)とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること

ウィキペディア(Wikipedia)より引用


「自分ならできる」「きっとうまくいく」と思えるかどうかってことですね。
 
じゃあ、「自分ならできる」と思えるには、何が必要なんでしょうか。
過去に「自信を持てた」と感じられたときは、どんなときでしたか?

過去に経験したことであれば自信を持てる?
…だとすると、経験したことがなければ、いつまでたっても自信はもてない。

誰かに認めてもらえたことなら自信を持てる?
何をすれば認めてもらえるんだろう?
成果を出すこと?
チャレンジすること?
いずれにしても行動が必要そう。

うまくできたら自信を持てる?
うまくできるようになるには、経験が必要かも。
そもそも、「うまくできる」ってどういう状態???

こんな風に考えると、
頭で考えているだけでまだ行動できていないときに「自信がない」という言葉を発しているのかもしれませんね。


「自信がない」の言葉の奥にある、本当の気持ち

 
あるとき、マイコーチに「自信がないという言葉を別の言葉で言い換えてみると?」と問われました。
 
じっくりじっくり考えて出てきたのは、
「理想の状態になっていない自分が悔しい」でした。
 
そっか、私はできていない自分を認めることができなくて、本当は悔しいのに、自信がないんですーって言い訳してただけなのか…

そんな気づきを得た瞬間、
「なーんだ、自信なんて関係なかった!」

と、心がすーっと軽くなっていきました。
 

「自信がない」という気持ちに心を支配されてしまったときは、その言葉の裏にある感情に、じっくり向き合ってみるのがおすすめです。


でも、ひとりではなかなか自分の感情に気づけないものです。
そんなときは、信頼できる人に話を聴いてもらいましょう。

そういう人がいない場合は、
話しを聴くことを生業としている第三者に頼ってみてください。

そしてもちろん、私でよければ、ぜひお話を聴かせてください。


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