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知らないと損!納豆が腸に与える驚きの効果

日本人のソウルフード、納豆。

納豆が体や腸にいいというのはなんとなく知っている人も多いと思います。

でもどうして体や腸にいいのでしょうか??

そんな納豆について今回は深堀りしていきます。

納豆好きな人はもちろん、これを読んだら納豆を食べたくなりますよ。




納豆は良質なたんぱく質


納豆の原料となる大豆は、含まれるアミノ酸のバランスがいいため体で効率的に吸収される食品の代表です。

人間が自分では作り出すことのできない必須アミノ酸を多く含みます。

どのくらい効率的に吸収されるかを表したアミノ酸スコアは100点満点中100!!

納豆は蒸した大豆を納豆菌によって発酵させたもの。

納豆菌が産生するたんぱく質分解酵素ですでに吸収しやすい形に変化しているので、たんぱく質の吸収がとてもスムーズに行われます。

たんぱく質を食事で意識している人にはおすすめの食材です。




納豆のネバネバは腸内細菌のエサに


納豆のネバネバの成分はフルクトースという糖がつらなったものです。

このネバネバは腸まで届きやすく、腸の有用菌のエサになります。

しっかり混ぜるとネバネバが増えているように見えますが、実際には混ぜるほど空気を含んでいるだけです。

食感が変わるので、よく混ぜると満腹感を感じやすくなります。

ネバネバに含まれる血液サラサラ成分、ナットウキナーゼについては下の記事も参照ください。



ビタミンなど美肌効果もたくさん


納豆は、ビタミンやミネラルを含み美肌効果も期待できます。

ビタミンB2

たんぱく質の合成を助けてくれるので皮膚や髪、爪などの再生を助けてくれます。

含まれるビタミンB2は大豆と比べて、約5倍にもなっています。

カリウム

むくみのもとになる過剰な塩分を外に排泄してくれます。

ビタミンK

カルシウムが骨になるのを助けてくれます。

骨の萎縮を予防することは健康面だけでなく、顔の印象の変化を予防することにもつながります。

また、出血を止める機序にも関与しています。

サポニン

非常に強い抗酸化作用があり、脂質の酸化を防ぎつつ、代謝を促進するため、中性脂肪の吸収を阻害する効果もあります。

血管を若々しくたもったり、余分な脂肪の蓄積を予防する効果が期待できます。

イソフラボン

女性ホルモン(エストロゲン)と分子構造が似ているので似た効果が得られます。

肌の弾力を保つコラーゲンや、肌に潤いを与えるヒアルロン酸をつくる力があるので、肌を美しく保つ効果が期待できます。

でも誰でもイソフラボンをたくさん食べれば効果が得られるわけではないので、要注意。
関連記事はこちら。




腸活に欠かせない!驚きのパワーを持つ納豆菌


人間の腸内では色んな菌が相互作用しています。

納豆菌は糖化菌とも呼ばれ、人間が分解できない食物繊維を糖に変換し、ほかの腸の有用菌が活用できる形にしてくれます。

つまり、まずは腸内細菌がつかえる形にしてくれる菌がいない(働かない)と食物繊維をたくさんとってもあまり効果がないのです。

納豆菌は腸内環境を整えるうえで大切な役割をになっているのです。

「糖化菌」というので、糖分をとればいいかというとそうではありません。

糖分は大腸に届く前にほぼ吸収されてしまいますし、血糖値の過剰な上昇につながるリスクがあります。

腸活を意識してヨーグルトや健康食品などで有用菌を取り入れているのに効果がいまいち、というひとは食物繊維の最初の分解がうまくいっていないのかもしれません。




みなさん、納豆を食べたくなったんじゃないでしょうか。

たくさんのメリットがある納豆。

私のおすすめはひきわり納豆。

表面積が多い分納豆菌がたくさん付着してくれています。(1パックくらいではあまり菌数は変わらないとの話ですが。。)

それから、かける調味料も酢にしてみたり、醤油やラカントにしてみて減塩、糖分カットをするときもあります。

付属のタレもおいしいですが、自分の好きな調味料でアレンジするのもいいですね!

※※※持病をお持ちで内服薬がある方は薬との相互作用がある場合があります。また、妊娠中の方などは主治医に相談して食べてくださいね。※※※

今回は納豆の健康、美容パワーについてお伝えしました。

次回の投稿もお楽しみに!


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