【ホンマでっかTVで紹介】納豆かけご飯は健康効果なし?
日本の定番食の一つ、納豆かけご飯。
でも実はその食べ方じゃもったいなーい!かも??
ホンマでっか!?TVでもお話しさせていただいた内容になります。
どうせ食べるなら効果を最大限に生かした食べ方お伝えします。
納豆の健康成分
納豆は発酵食品であり、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、健康に良いとされています。
整腸作用や免疫力アップ効果なども期待できます。
有名な成分が、納豆のネバネバ成分に含まれる血液サラサラ成分「ナットウキナーゼ」。
ナットウキナーゼは50℃以上では活性を失います。
すなわち、炊き立て熱々のごはんの上に納豆をのせると・・・・
ナットウキナーゼの健康効果が得られない可能性があるのです。
納豆かけご飯が好きな人は、ちょっと我慢して少し冷えたごはんに納豆をのせたりあわせて食べてください。
この原理でいうと、納豆チャーハンや納豆パスタなんかもナットウキナーゼに関しては効果が減っている可能性があります。
もちろん、良質なたんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルは含まれますし、納豆の健康効果にも大きく影響する「納豆菌」は熱に強いので健康効果は残っていますのでご安心を。
納豆を食べるなら朝?夜?
私のおすすめは夜です。
夜は寝ていてじっとしている時間が長いので血栓(血の塊)ができる可能性が高くなります。
ナットウキナーゼによる血液サラサラ効果を生かすには夜に食べると、血栓の予防効果を期待できます。
納豆+生卵かけごはんも注意が必要?
納豆かけご飯に生卵のトッピングもおいしくていいですよね。
上記にあるように高温でナットウキナーゼの活性を邪魔しないように生卵で温度を下げてあげる、卵の栄養もとれてバランスがさらに取れた食事に。
・・・・でも美肌効果が減っている可能性があります。
納豆に含まれる肌にいいとされるビオチンが、卵の卵白に含まれる「アビジン」によって吸収阻害される可能性があります。
卵は加熱するとアビジンが減るので、一緒に食べるなら目玉焼きや温泉卵がおすすめです。
納豆はたくさん食べていい?
健康、免疫力アップ、美容効果のある納豆。
じゃ、たくさん食べれば食べるほどいいのでしょうか?
いえいえ。やっぱりデメリットもあります。
食物繊維、たんぱく質が多いので食べ過ぎるとお腹がはったりおならがふえてしまう方もいます。
また、納豆に含まれる「セレン」という物質は過剰に摂取すると脱毛の原因になる可能性があるといわれています。
1日1パック程度であれば適量と考えられますので、量を守って過ごしましょう。
まとめ
以上、納豆の健康効果についてお話ししました。
納豆のネバネバ成分に含まれる血液サラサラ成分「ナットウキナーゼ」は、炊き立て熱々のごはんの上に乗せると効果が得られない可能性があります。
納豆を食べるなら夜がおすすめで、血栓の予防効果を期待できます。
また、納豆かけご飯に生卵のトッピングもおいしいですが、美肌効果が減る可能性もあるので注意が必要です。
納豆をたくさん食べ過ぎるとお腹がはったり脱毛の原因になる可能性があるので、適量を守って摂取しましょう。
ちなみに私はひきわり納豆の方が表面に付着する納豆菌も多いとのことで冷蔵庫に常備しています。
日本のソウルフードといっても過言ではない納豆。
これからもぜひ納豆の健康効果を活用して、美容と健康をサポートしてください。
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