りんどう@5つ以上の単語を含む映画 DAY-3
りんどうの映画チャレンジDAY3!
DAY2は「 #リリーのすべて 」でLGBTのお話だったが、本日はホロコーストのお話。
またテーマが重いようw
話は重いけど、映像は綺麗だしなので見やすかったです。
ラストがやるせない気持ちになるけど(またかよ!)
戦時中って、みんな表向きは自分の正義を振りかざしてるわけだけど、
この映画は個人単位で切り込んでるから、大義名分と本音が見え隠れして、キャラクターの心情の変化を追えるとこが好き。
なので今日は、キャラクターをの心情に触れたいと思うよ!
結構前に見たので間違ってるとこあったらごめん!
DAY-3 5つ以上の単語を含む映画
「 #縞模様のパジャマの少年 」
英語タイトルは 「The Boy in the Striped Pyjamas」でお題クリア
第二次世界大戦下、8歳の少年ブルーノ(エイサ・バターフィールド)は、ナチス将校の父(デヴィッド・シューリス)の栄転でベルリン郊外に引っ越すことになる。裏庭の森の奥、鉄条網で覆われた場所を訪れたブルーノが出会ったのは、縞模様のパジャマを着た少年シュムエル(ジャック・スキャンロン)だった。二人は友情を育むが、ある日ブルーノはシュムエルを裏切ってしまい……。(yahoo映画より引用)
ブルーノとシュムエル
真逆の格差がある2人。
最初は引越しのせいで、友達が居なくなったところに、同年代の男の子を見つけて嬉しいブルーノ。
金網を挟んでお菓子をあげたり、、遊んだり、友情が育まれていく様は、大人たちが作ってる状況に左右されない、純粋な子供同士の関係。
ある日、その大人の事情を察し、シュムエルを裏切ってしまう。
翌日シュムエルに会いに行くと顔が腫れている。立場上信じてもらえずボコボコにされた模様。
そうなる事に、うすうす気づいていながら、裏切ってしまったブルーノの罪悪感はすざまじい。
その罪悪感と信頼回復のために、シュムエルのお願いを聞いてしまう。
シュムエルとの関係を大切にしたいって思ったんだね。
ブルーノと姉とコトラー中尉
引越しで学校のないブルーノと姉には家庭教師がついた。
家庭教師はユダヤ人、差別のことばかり。
姉は家庭教師のせいか、過激な発言をするように。
加えて家に常駐するコトラー中尉といい感じになっており、ナチスに傾倒していく。
姉とコトラーは、ブルーノをからかうちょっと嫌なやつとして描かれている。
そんな姉をよそに、シュムエルと仲良くしていたブルーノのだが、裏切り現場では、コトラー中尉が怖くて嘘をつく。
後日、ブルーノの祖父が来た際に、身の潔白のためにパヴェルをボコボコにする。
コトラー中尉は軍にとても従順であったが、身内の亡命から移転が決まった。
その際、ブルーノに「悪かったな」とひとこと。
中尉も悪いやつではなかったのだ。
ブルーノの父と母
ブルーノの父はナチスの軍人。引越し先の管理者に任命された。上の命令は絶対という感じ。
対して母は、ナチスの情勢やユダヤ人の偏見は認識しているが、ガス室のことは知らない様子。
ある日ブルーノが怪我をした時、芋を剥いてたユダヤ人のパヴェルが手当をした。
母がその現場を目の当たりにし、硬直、ブルーノを遠ざけるが、パヴェルに向かって、小さくありがとうと告げた。
これは母には人の心があり、ナチスの行いに不満を抱いているのだと思う。
そして父がガス室で人を殺しているのだと気づき、夫婦は口論。それから母は精神が壊れて廃人のように。
父はそんな母を見かねて
ブルーノと姉に、3人で前の家に戻るよう説得。
父の守りたいものは、立場か?家族か?
もしくは自分が助かりたいがためなのか?
最後にブルーノが消え、ガス室の可能性が見えた時、
母は膝から崩れ落ち、父はブルーノの名前を叫んだ。
そんなまさか、やっぱり間違っていた、様々な絶望を体現していたと思う。
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大人達には、絶対的な支配と建前と本音が見え隠れしてる。
結局みんなやさしさは持ち合わせている。
それにハマらないブルーノは無邪気で辛辣である。
ほんとはブルーノのセリフがいちいち刺さるんだけど、状況の抜粋ばかりで、詳細に伝えられてないだろうというのが大変もどかしいばかりです。
心情を描くお話が好きな、りんどうのDAY3でした👐
そろそろ軽いテーマに挑みたいw
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