みなさんは感想屋さんを知っていますか? 知っていなければわざわざこんなnote記事を読まないと思います。万一知らない場合は自分で調べてみてください。あなたがこの記事を表示させている目の前にある機械を何だと思っているんだ。 結論から入ります。1000円を出してしかもまったく感想(その名に値するものという意味だが)がもらえない作家がかわいそうすぎるので感想を書きます。そんなことしなくても俺に言ってくれれば無料で感想くらい書くので……twitter連携してるんでそこに送ってね。作
タイトルの現象は青木まりこ現象というらしいですね、それはともあれ新井十です。 青木まりこが何者かと言えば、雑誌『本の雑誌』へ件の現象について投稿した人物の名だそうで。後世までこういった形で名が残るのが名誉なのか否かは私にはよくわかりませんが、本題はそこではないのです。 最後に書店へ行ったのが一体いつのことか、あなたは覚えておいでだろうか。 人によっては、「年単位で行っていない、何故ならネットで買えばいいから」とか言ってしまうだろうし、もっと拗らせると「わざわざ店頭に
田村秀之と申します。いっつも芸術の分野的横断について考えています。 カンバスに墨汁で楽譜書いたっていいじゃないか。なんで高校の芸術科目は美術・音楽・書道の中から一つ選択なんだ。全部やってこそ意味があるはずだ。そして文芸は選択の余地すら無い。 ここは文芸をメインにした団体だから、文芸に焦点を当てて言うと、どの芸術も文芸を含みうる思う。必ず含むわけではないが、特定の芸術作品に対する自分の思いを言語化するプロセス等はその一例である(それに意味があるかはともかく)。 もっ
お初にお目にかかります。創作集団嘴メンバー内唯一の「無職」、アの②マスと申します。 特に話題らしい話題もないのでさてどうしようかと途方に暮れていた折、珍しく鮮明な夢を見たのでそのことについて書こうと思い至った次第です。痛々しい文章とは思いますが、よろしければお読みくださいませ。 どこかの薄暗い建物の中を、私は他人と手をつないで歩いていた。小柄な女性だったと思う。小さく白い肌に、今にも折れてしまいそうな指――陶磁器に似た印象を抱いた。ふざけて指を絡めても、特に抵抗する様子は
はじめてnoteを触っておりますが,HTMLタグ編集ができないなど話になりませんね。 仕方がないので,数式なしで書くことにします。 中学生や高校生にとって公式とは「覚えなければならないもの」であり,いくつもの公式をそれぞれ独立したものとして,すべて暗記しようとします。これはとくに中学生,そして数学が苦手な子に多く見られます。 しかし,よく観察してみれば,ある公式が別の公式の派生であるという場合は多いのです。「教科書に載っているが覚えなくてよい公式」はいくらでもあります。
猿耳悪鬼と言いますが。 好きなものは婉曲と卵とショートヘア、嫌いなものはフェルト細工と静電気と海です。 こういうものの羅列というのはなるべく連関の無さそうなものを挙げていくのが僕の趣味みたいなものなのですが、丁度これを書いているときに、まったくのアットランダムを作るのは無理だろうと言ったことを隣で言われまして。でも私の目指すところは完全なアットランダムな羅列なのかというとそうではないような気がします。 ここにいるものどもは性格も思想もバラバラですけれども、文章に限らず(と言
文芸において私がもっとも関心を寄せるのは〈文体〉です。〈文体〉という言葉には通常いくつかの用法がありますが、私はここで〈文体〉という言葉を作者の私的な記憶と公的な言語空間との接合面、あるいは、その上で文芸活動が展開される平面という意味で用いています。内容以上に配慮すべきはその形式、〈文体〉であるということをつねづね思います。なぜなら、いかなる言語的活動も〈文体〉なしにはありえないからです。〈文体〉の選別から文芸活動がはじまります。(自分でも自覚してはいますが、この意見はやや形
誰も見ていないだろうから書きたいことを書く。 何をしても上手くいかない奴はとりあえず首周りを温めろ。 なぜか。 あなたの抱くであろう質問に対するとてもシンプルな答え:心身は連動しているから。 人間は寒いと機嫌が悪くなる、自明だ。後は空腹時、運動不足、睡眠不足とかね。 別に君が抱いてる悩み恨みつらみ不満苛立ちままならなさ切なさもさみしさも孤独も絶望もなにもかも大した問題じゃあない。不健康な生活がちっぽけな感情を肥大させているだけだ。お好みならこのとてつもなく広い電脳空間から
はじめに、と題して書くべきことはおおよそ「このHPについて」であったり「私たちの団体について」であったりと相場が決まっているものでして、別にそこに異議を唱える程に私は愚かではありません。ありませんが、しかしその具体的な書き出しをどうするか、という話になってくると、かねてより頭に住み着いている無能が声を大にして「どう書きゃええねん」と訴えてくるわけでございます。これがコンピュータ業界でありましたら、「Hello, world!」なんておよそ非実用的な挨拶から始めるという世の理に